貧血について | やまかわ薬局

メニュー

ブログ

2013年8月19日

貧血について

皆さん、お盆休みはどうでしたか?

海に行ったりプールに行ったり楽しめましたか?

これから先、残暑を乗り越えましょう!

 

さて、今日は貧血について紹介します

 

貧血とは?

血液中の赤血球やヘモグロビンの量が減少した状態です。

 

体内で鉄が不足する原因は?

●偏食やダイエットによる鉄の摂取不足

●成長や妊娠、授乳などによる鉄の消費量の増大

●胃酸分泌低下や胃切除による鉄の吸収低下

●月経、痔、潰瘍などによる鉄の排泄増加

 

どんな食事をすればいいの?

①鉄をとりましょう

 鉄はヘム鉄と非ヘム鉄に分けられます。

≪ヘム鉄≫ : 体に吸収されやすい鉄

肉類(牛肉、鶏肉、豚肉)             内臓およびレバー製品

魚類(かつお、いわし、まぐろなど)

≪非ヘム鉄≫ : 体に吸収されにくい鉄

卵類                   緑黄色野菜(ほうれんそう、小松菜など)

海藻類(ひじき、わかめなど)         豆類(大豆、大豆製品など)

貝類(あさり、しじみなど)

 

 吸収されやすいヘム鉄であるレバーが苦手な方やお肉やお魚をたくさん食べられないという方もおられると思います。

そんな時は非ヘム鉄の吸収を高める方法を利用してみて下さい!

 

非ヘム鉄の吸収を高める方法

 ●たんぱく質を十分にとりましょう

肉や魚のたんぱく質は非ヘム鉄の吸収を高めます。肉や魚、卵や大豆製品などのいろいろな種類を取り混ぜて食べるようにすると良いです。

具体的な方法

・ほうれんそうのサラダにチーズ(たんぱく質)を加える

・おみそ汁にお豆腐(たんぱく質)を入れる時はわかめなどの海藻も一緒に入れる

 

ビタミンCを利用しましょう

野菜や果物などに含まれるビタミンCも非ヘム鉄を吸収しやすい形に変えます。うまく組み合わせて食べるようにすると良いです。

 具体的な方法

・たまごスープにトマト(ビタミンC)を加える

・貝類にレモンをしぼって食べる

 

②いろんな食品をとりましょう

鉄の吸収や造血に欠かせない栄養素はたくさんあります。

無理なダイエットや偏食せず、3食きちんと食べることが大切です。

  

③食べ方を工夫しましょう

胃酸の分泌が高まると鉄の吸収がよくなります。食事に梅干しや酢などのすっぱいもの、とうがらしやしょうがなどの辛いものを取り入れるのもおすすめです。

また反対に、紅茶、緑茶、コーヒーに含まれるタンニンは鉄の吸収を妨げます。                       食事の際は控えるようにすると良いです。

 

生活習慣にも気をつけましょう

適度な運動

安静の指示が特になければ適度な運動をすると良いです。

運動は血液の循環を促進し、造血機能を高めます。

規則正しい生活

夜更かし、寝不足なども造血機能を弱めるため、規則正しい生活を送ることも大切です。

女性は特になりやすいので気を付けてくださいね

 盆踊りと太鼓ののイラスト

やまかわ薬局HPはこちらから

http://yamakawa-pharm.jp/

Page Top