エコノミークラス症候群について | やまかわ薬局

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2018年7月25日

エコノミークラス症候群について

 

 

みなさんこんにちは!流氷に取り残されたシロクマのイラスト

暑い日が続きますね…

水分補給などしっかり対策をして熱中症などに

引き続き注意してお過ごしくださいね。

 

さて!今回は、お盆休みも近づいてきていると言うことで

どこかにお出かけする人が多いかと思います。鉢植の花のキャラクター(紫)

 

そこで、注意すべきエコノミークラス症候群について

みていきたいと思います。

 

「エコノミークラス症候群」という言葉を知っていますか?

エコノミークラス症候群は、飛行機で長時間旅行したあと、

飛行機を降りて歩き始めたとたん、急に呼吸困難やショックを起こし、

ときには亡くなることもあります。

 

この疾患は、動作が少なく長時間同じ姿勢でいると下肢(足)が

圧迫され、血流が悪くなり血栓(血のかたまり)ができやすくなり、

できた小さな血栓が肺の静脈をつまらせてしまうことで発症します。

 

エコノミークラス症候群は旅行者血栓症やロングフライト症候群とも呼ばれ、

飛行機のエコノミークラスでのみ起こる症状だと思われかもしれませんが、

飛行機だけでなく、車旅行など、長時間座席に座って移動するときや、

オフィスでのデスクワーク、長時間の会議、劇場・映画館などでも発症すると

考えられています。

 

小さな花のイラスト「黄緑」初期症状として

呼吸困難、胸痛、不安感、冷汗、足の痺れ、の痛み

ふくらはぎや太ももなど足のむくみがあります。

 

しかし、予防することで防ぐことができます!!

予防として、

  ・軽い体操やストレッチ運動を行う

  ・水分をこまめにとる

  ・アルコールを控える。できれば禁煙も。

  ・ゆったりした服装をし、ベルトをきつく締めない。

  ・かかとの上げ下ろし運動や、ふくらはぎを軽くもむ

  ・眠るときは足をあげる

着圧ストッキングをはく

   などがあります。

 

特に!!

「同じ姿勢を保ち続けない」ということと「水分補給を適度に行う」

ということが重要です。

数時間に一度はトイレの場所まで歩いたい、座席から立ち上がるなどをして、

水分もこまめに摂取したりすることが予防するうえで大切です。

トイレに行く際に隣の乗客にその都度気を使うからと言って、水分補給を控えたりする

といった方も居られますが、そういった人は発症リスクが高まりますので注意が必要です。

 

小さな花のイラスト「水色」エコノミークラス症候群になりやすい人には…

  ・下肢静脈瘤

  ・下肢の手術

  ・骨折等のけが

  ・悪性腫瘍

  ・過去に深部静脈血栓症、心筋梗塞、脳梗塞等を起こしたことがある

  ・肥満

  ・経口避妊薬(ピル)を使用

  ・妊娠中または出産直後

  ・生活習慣病

  はリスクが高いとされています。

 

エコノミークラス症候群の予防を心がけることで、

長時間のフライトストレスを少しでも軽減し、旅行を思いっきり

楽しめると思うのでしっかり楽しんでくださいね。

熱中症にならないようにこまめに水分補給をして下さい!

 

 

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