みなさんこんにちは!
だんだんと寒くなり、冬ももう目の前!
という気候になってきましたね。
さて、寒くなってくると鍋料理を食べる機会が
増える方もいらっしゃるのではないでしょうか、
寄せ鍋、水炊き、もつ鍋、キムチ鍋、豆乳鍋、などなど…
バリエーション豊かで野菜も摂れるお鍋は、
寒い冬の強い味方ですよね!
皆さんはどんな鍋料理がお好きですか?
今回は鍋料理の栄養やおすすめポイントについてお話ししたいと思います!
お鍋は栄養バランスが整えやすい料理!
野菜、肉類、魚介類など、一度に様々な具材を使うことができるお鍋は、
偏りがちな栄養バランスを整えやすい料理と言えます。
ゆでることによって野菜のかさも減るので、
生で食べるよりもたくさんの野菜を食べられるのもポイントです。
また、野菜に含まれている水溶性ビタミンは
普通にゆでるだけだとゆで汁とともに失われてしまいます。
しかし、お鍋のようにスープも食べられる料理に入れると
溶け出したビタミンをスープに残すことができ、
生で食べるよりも食べやすく、茹でるだけよりも栄養素を維持できるので、
より効率よく栄養を摂ることができます!
水溶性ビタミンは人の体の働きを維持するために必要不可欠な栄養素なので、
それらを余すことなく摂れるのはお鍋のうれしいポイントです。
ただし、ビタミンCは熱に弱いため、
春菊やほうれん草などの葉野菜は仕上げにさっと火を通す程度にして、
あまり加熱しすぎないようにしましょう!
お鍋に使う定番の食材の栄養素をチェック!
お鍋に使われる野菜といえば白菜やねぎ、春菊などがありますが、
これらにはビタミンC、β-カロチンが多く含まれており、
風邪の予防や疲労回復、抗酸化作用によるがんや動脈硬化の予防が期待できます。
また高血圧を予防するカリウムや、おなかの調子を整えてくれる食物繊維もたっぷり含まれています。
しいたけやえのきなど、きのこ類を入れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
きのこには食物繊維のひとつであるβ-グルカンが豊富に含まれており、
免疫力の向上、腸内環境の改善、コレステロール値の低下など、体にうれしい作用が期待できます。
野菜と同じくらい積極的に食べたい食材ですね!
特にしいたけにはエリタデニンという栄養素が豊富に含まれており、
コレステロール値の低下や、血液をサラサラに保ってくれるため、動脈硬化の予防にもなります。
さらにしいたけには必須アミノ酸が多く含まれており、
脂肪の燃焼や肝臓のはたらきを助けてくれます。
えのきには、他のきのこに比べてナイアシンが多く含まれています。
ナイアシンはビタミンBのひとつで、糖質、脂質、たんぱく質などの消化吸収を助けるはたらきがあります。
また、アルコールの分解に必要な栄養素でもあるので、
二日酔いを防ぎたい時にはえのきを食べるのがおすすめです!
そして、ナイアシンも水に溶け出しやすい栄養素なので、お鍋にぴったりの食材ですね。
そして、お鍋のたんぱく源として欠かせないのが豆腐や豚肉。
良質な大豆たんぱく質をもつ豆腐には、コレステロールの低下や動脈硬化の予防効果が期待できます。
ほかにも、豆腐に含まれるイソフラボノイドという成分には、
骨粗しょう症を予防する働きがあるとされています。
豚肉を入れることでビタミンB群もしっかりと補えます。
豚肉に含まれるビタミンB1は、「疲労回復のビタミン」とも呼ばれており、
その名の通り疲労回復効果が期待できます。
また、豚肉はビタミンのほかにコラーゲンやコエンザイムQ10なども豊富に含んでおり、
お肌の健康にも一役買ってくれます。
寒くなり、お肌の乾燥や粉吹きが気になるという方におすすめしたい食材です。
ただし、豚肉の部位によっては少し注意が必要です。
豚バラ肉は脂質が多い部位のため、脂質が気になる方は、
豚ロースや豚モモの薄切り肉などに変えるのがおすすめです。
おいしくて温まるお鍋を上手に活用して、
寒い冬をポカポカで乗り切りましょう!
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