今日は、「土用の丑の日」ですね。
2015年は、7月24日と8月5日が夏の土用の丑の日にあたるそうですよ!
春・夏・秋・冬に存在し、2015年は以下の日にちです。
•冬:1月13日(火)、1月25日(日)
•春:4月19日(日)
•夏:7月24日(金)、8月5日(水)
•秋:10月28日(土)
みなさんは、なぜ『土用丑の日』に鰻を食べる習慣ができたのかご存知ですか?
その由来については諸説ありますが、一番有名なものをお話します。
平賀源内による発案
江戸時代、うなぎ屋がうなぎが売れないで困っていることを、
平賀源内に相談しました。この時の、
「“本日丑の日”という張り紙を店に貼る」
という発案が功を奏し、うなぎ屋は大繁盛になったのです。
ちなみに、これがヒットした背景に、当時は、
「丑の日にちなんで、“う”から始まる食べ物を 食べると夏負けしない」
という風習があったそうです。
これを他のうなぎ屋もこぞって真似するようになり、
次第に「土用丑の日はうなぎの日」という風習が定着したとされています。
鰻(うなぎ)の効能効果
がん予防、ボケ予防、動脈硬化予防、眼精疲労緩和、風邪予防、骨粗鬆症予防、滋養強壮
鰻(うなぎ)の栄養
ビタミンA・・・粘膜を強化、視覚を正常に保つ。胃腸病や風邪を予防。
ビタミンB1・・・疲労回復。
ビタミンB2・・・細胞の再生と成長に関係。
ビタミンD・・・カルシウムの吸収を約20倍にも増やして骨粗鬆症を防ぐ。
ビタミンE・・・老化防止と高い抗酸化作用がある。
カルシウム、鉄・・・それぞれ骨や歯、血液という体の根本に関与。
EPA、DHA・・・コレステロールを抑えて血流を良くする。
コラーゲン・・・タンパク質の一種。細胞と細胞をつなぐ役割。
肌の張りはもちろん、血管を柔軟にし、ガンの予防にも効果がある。
栄養学的に見ても豊富なタンパク質、100グラムの蒲焼きで2日分が摂れるという
ビタミンAをはじめ、ビタミンB1、B2、D、E、さらにはカルシウム、鉄分と体に
必要な栄養素がこれでもかというほど含まれている優秀な食品です。
うなぎの選び方と保存方法
うなぎが活きた状態か調理された状態の2つに分けて以下説明します。
<”活きたうなぎ”で良いものの見分け方>としては
1、身がやわらかく青みがかっているもの
2、適度に油がのっているもの
3、臭みがないもの
4、新鮮なもの
5、養殖に耐えられるもの
<“蒲焼加工された良いうなぎの見分け方>としては
1、肉の筋文様の間隔が狭いもの
2、表皮が起伏がはっきりしておりプリプリしたもの
真空パックの時は型崩れしていないかもたしかめてください。一般的に-18℃以下で冷凍保存なら1年、冷蔵状態では7日が 保存の目安です。
みなさんも、うなぎを食べて、暑い夏を乗り切りましょう!!
↓やまかわ薬局のHPはこちら