摂食・嚥下について | やまかわ薬局

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2015年12月25日

摂食・嚥下について

こんにちは!

今回のテーマは、「摂食・嚥下」ですご飯を噛んでいる人のイラスト

摂食・嚥下とは、食べ物を認知し、口・のど・食道を経て胃に至るまでの過程を言います

加齢により嚥下機能が低下すると、うまく飲み込めなくなり、誤嚥(食べ物や飲み物が気管に入ること)を生じることがあります

通常、食べ物は食道へ、呼吸した空気は気管へと送る仕組みになっており、私たちの身体は嚥下する時に気管に蓋をして誤嚥しないようにしています

健康な人では当たり前に行われていますが、加齢に伴いこれらの機能が低下する事があります

高齢者の方は、誤嚥により肺炎を引き起こす可能性もあるため、注意しなければなりません喉に食べ物を詰まらせた人のイラスト

高齢者の肺炎のうち、誤嚥性肺炎の割合は、60歳代で約40%、70歳代で約60%、80歳代で約80%という報告もあります

そのため、予防策をとることが大切です

 

 

布のマークのイラスト「星」 摂食・嚥下機能低下のサイン

まずは、摂食・嚥下機能が低下していないかチェックしてみましょう

チェックボックス(チェック済み)のイラスト食事や水分でむせる

チェックボックス(チェック済み)のイラストよく咳が出る、痰が増えた

チェックボックス(チェック済み)のイラスト飲み込んだ後も口の中に食べ物が残っている

チェックボックス(チェック済み)のイラスト食べ物がのどにつかえる感じがする

チェックボックス(チェック済み)のイラスト食べ物をお茶や味噌汁などで流し込むことが多い

チェックボックス(チェック済み)のイラスト食後に声がかれたり、ガラガラ声になる

チェックボックス(チェック済み)のイラスト食べる量が減った、食欲がない、体重が減った

皆さんはいくつあてはまりましたか?

こういったことが増えたら、摂食・嚥下障害を疑ってみましょう

 

 

布のマークのイラスト「星」摂食・嚥下障害予防のトレーニング

摂食・嚥下障害は、トレーニングで予防や改善ができます

誤嚥の予防にもなるので、食事の前にトレーニングを行ってみましょう

数字 2 イラスト文字呼吸のトレーニング

◎深呼吸・腹式呼吸

鼻から息を吸い口から吐く。吸う時にお腹が膨らむようにし、吐く時にへこむようにしましょう

むせの力が強くなり、誤嚥をした場合でも排出しやすくなります

数字 3 イラスト文字首や肩、口、舌の運動

◎首をゆっくりと左右に回す

◎肩を上げ下げする

◎口を閉じ、頬を膨らませる

◎舌を出す・引っ込める 

など、首から舌まで、しっかりと動かしましょう

緊張をとり、飲み込む時の筋肉運動をスムーズにします

数字 4 イラスト文字発音のトレーニング

パ行、タ行、カ行、ラ行、マ行を繰り返し発音してみましょう

発音する時に、食べ物を飲み込む時と同じ器官(口、舌、のど等)を使うため、器官を鍛えることができます

 

無理なく、簡単にできるものあるので、ぜひ試してみてください

 

 

年末年始休業のお知らせ

大供表町店の年末年始のお休みは、12月29日~1月3日となっております凧揚げをする ぴょこ のイラスト

1月4日より通常通り皆様をお待ちしております

 

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