高齢者の口腔ケア | やまかわ薬局

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2016年3月24日

高齢者の口腔ケア

こんにちは!    お花見のイラスト「ウサギ」

もうすぐ4月ですね

新生活がスタートする人も多いのではなでしょうか?

 

今回のテーマは「高齢者の口腔ケア」です

高齢社会になるとともに介護が必要な高齢者が増加し「口腔ケア」という用語が生まれ、今では保健・医療・福祉の分野に広く浸透していますセラミックの歯のイラスト(歯の治療)

口腔ケアには大きく分けて口腔の「清掃を中心とするケア」と「機能訓練を中心とするケア」があります

目的はそれぞれ「口腔内を清潔に保つこと」と「口腔機能を維持・向上すること」です

口腔内細菌と内科疾患との関連性、咀嚼の機能と老化・認知症との関連性など、口腔環境が高齢者の方の全身の健康と密接に関連していることが、近年明らかになってきました
要介護高齢者の方の口腔ケアは、誤嚥性肺炎や口腔内の乾燥を予防すること、さらには老化や障害による口腔機能の低下を予防・改善のために大切なことです

今回は、口腔ケアのポイントをご紹介します

 

 

小さな花のイラスト「赤」口腔ケアのポイント

口腔ケアを始める前に・・

口腔内は非常にデリケートなため、口腔ケアを介護される方が始める前には、本人に口腔ケアについて十分説明し、お互いの意思疎通をはかることが大切です歯科衛生士のイラスト(職業)

特に認知機能が低下している高齢者の方に対しては、無理をせず「気持ちよさ」を体感してもらうことから始めてみましょう

嫌がるからといってケアをしないと、悪循環に陥る可能性があるので、困った時は歯科医師・歯科衛生士に相談しましょう

 

数字 1 イラスト文字口腔内をチェックする

要介護の状態が長期間続くと、口腔内が放置されているケースも多いので、口腔内に問題がないか観察します歯鏡のイラスト(歯医者)

痛みがあるとケアを避けるので、痛みの原因となる口内炎・欠けた歯・歯肉の脹れ・義歯による傷などの有無をチェックします

問題があればすぐに歯科医師や歯科衛生士に相談しましょう

 

数字 2 イラスト文字介助は最小限にとどめる

障害の程度によってどの部分を介助すべきかを考えますお爺さんの歯磨きのイラスト

筋肉の衰えの予防や麻痺の改善のためには、自助具や工夫した清掃具を活用しながら、できるだけ本人の残っている能力を活かすことが大切です

ただし仕上げは介護者が手伝いましょう

 

数字 3 イラスト文字誤嚥に注意する

寝たきり状態で嚥下機能が低下している場合は、顔を横に向け、枕を使って下あごを引く等水分が気管に入らないように注意しましょう箱に入った酒精綿のイラスト

水分の使用はできるだけ控え、すぐにふき取れるよう綿棒やカット綿等を用意します

麻痺があれば、麻痺した側を上に健常な側を下にしましょう

 

数字 4 イラスト文字口腔内の乾燥に注意する

口から食べることができない、あるいは服用薬に副作用があると、唾液の分泌量が減少して口腔内が乾燥します

その結果唾液の抗菌作用や洗浄作用が低下し、口腔内が不潔となり感染しやすくなります

そこで唾液の分泌を促進するために、口腔機能訓練(舌体操・嚥下体操)やマッサ-ジ(唾液腺・口腔粘膜)等さまざまなメニューを組み合わせた口腔ケアを行いましょう

 

数字 5 イラスト文字便利なケア用品を活用する舌ブラシを使っている女性のイラスト

本人の負担をできるだけ軽減するために、短時間で効率よく行うことがポイントです

そのためには歯ブラシの他に便利な清掃補助具(スポンジブラシ・歯間ブラシ・舌ブラシなど)をうまく活用しましょう

 

専門家の方のアドバイスを受けながら、継続して口腔ケアを行っていきましょう歯医者さんのイラスト(職業)

 

 

やまかわ薬局では、スポンジブラシ等口腔ケアに便利な商品を取り扱っております

口腔ケア マウスピュア

   ◎プラスティックタイプ

   ・10本入り  450円

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   ◎紙タイプ

   50本入り  1,620円

舌ブラシ  700円

 

様々な種類がございますので、ぜひ店頭でご覧ください

商品に関することもお気軽にご相談ください

 

 

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http://yamakawa-pharm.jp/

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