台風がきていましたが、
あっという間に通りすぎていきましたね。
みなさん「COPD」をご存知ですか?
COPDは慢性閉塞性肺疾患ともいい、たばこの煙や大気汚染などの有害物質を、長期間吸うことで肺に炎症がおこる病気です。
初期症状:咳、痰、息切れ
風邪をひいていなくても咳が続き、進行すると階段や坂道を上るときだけでなく、ちょっとした日常動作だけで息切れを感じるようになります。
※COPDで一度失われた肺の働きは、元には戻りません。早期からの予防や治療が、COPDの進行・悪化を防ぐことができます。
COPDは「たばこ病」と呼ばれるくらい喫煙と深く関係している病気です。
ヘビースモーカーまたは喫煙経験者ほど、COPDになりやすいと言われています。
COPDが進行すると、肺の炎症や全身の衰弱により、肺炎・肺がん・高血圧・心不全・胃腸障害・骨粗しょう症・糖尿病・うつ病などを起こしやすくなります。
COPDを遠ざけるためにはしっかり、バランス良く食べましょう
COPDになると
呼吸が苦しいため身体が動かせなくなる
食事量が減るため筋力も体力も落ちる
ますます身体を動かさなくなる
その結果、エネルギーや栄養不足により「痩せ」の方が多くなります。
また、数は少ないですが、摂取エネルギーが多く肥満の方もいます。
適性体重を保ち、バランスの良い食生活を心がけましょう!
自分のペースに合わせて、「ウォーキング」などの適度な運動を続けましょう!
COPDだからといって、いつも安静にしていては体力や筋力が落ちてしまいます。
運動すると食欲も出て、体力や筋力が増すことで、病気への抵抗力がつきます。
また、以前より息切れなどの症状が軽くなるなどの、メリットもあります。
< ウォーキングの注意点 >
・ストレッチなどの準備体操(首筋、胸、おなかなどの筋肉をほぐす)
・1日20分から30分を目標にゆっくり歩く
・天気の悪い日は中止する
・適度な休憩を入れ、動悸や息切れ、めまいやふらつきなどを感じたらやめる
毎日手軽に、無理なく運動をしてください。
COPDは日本人の死因順位のトップ10に入っています!
また、岡山の人に多いことでも有名です。
禁煙、バランスの良い食事、適度な運動がCOPDを予防します。
食事については次回詳しく紹介するので参考にしてみてください。
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