杖を使って生活を楽しく! | やまかわ薬局

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2019年8月19日

杖を使って生活を楽しく!

皆さんこんにちは!

今月は杖のご紹介です。

 

杖は、

足を怪我したときなど歩行の補助がほしいときや、

足腰の負担を軽減したい方……

『杖があるのとないのとでは大違い』

と仰る方もいらっしゃるほど、有効な方法です。

 

最近では種類や色合いなども様々な商品がございます。

おしゃれに手軽に杖をご利用頂けます!

 

ひとことに杖といっても

色々な種類とそれぞれの役割があります。

今回はそれらをご紹介させてください。

 

T字杖⇒最もスタンダードな杖です。

支点が一点で真っ直ぐ伸びた杖の先に持ち手がついて全体がTの字になっているタイプです。

扱いやすさが魅力で、伸縮性のものや折りたたみ式のものなど種類が豊富です。

ただ、こちらのタイプは基本的に体重の六分の一程度までしか支えられないので

歩行困難の方よりは、自力で歩ける方の補助的目的としての使用が主となります。

多脚杖⇒三点~六点脚があります。

平らな場所ではT字杖よりも安定感があり、背中が曲がっている方など、

体重をうまくかけ辛い方におすすめです。

しかし、逆を言うと段差などがある場所ではかえって不安定になってしまい、転倒の恐れもあります。

また、杖自体の重さなども変わってきますので注意が必要です。

 

折りたたみタイプ持ち運びに便利です。

バスや電車などの交通機関内でも折りたたんで持てるので気軽に使用できます。

長時間歩く際にだけ必要としている方にもおすすめです。

伸縮タイプ⇒ワンタッチ機能などもあり、簡単に調整可能なところが魅力です。

また、太さにもそれぞれ種類があります。

丈夫な重いものか

軽い細いものか

ご自身に合ったものお選び頂くと良いと思います。

 

更に、杖を便利に使うには、

使用する方の生活スタイルに合わせるだけでなく、

身体的にも合ったものをお使い頂くことが大切です。

 

まずは適当な長さのものを選ぶことが重要です!

一般的には杖の長さは身長÷2+3

で計算するとちょうどいいとされています。

 

更に目安として、

腕を垂直におろしたときの手首の高さにグリップがくる、

足の外側15cm及び前方に15cmのところに杖をついたときのひじの角度が約30度である程度が良いといわれています。

実際に使用されている患者様のお話では、

グリップが腰(骨盤のあたり)にくる高さが扱いやすいと仰る方も多いですね。

また、グリップもご自身にフィットするものを選んで頂く必要があります。

形状や太さや硬さ……握力などを考慮して選んでみてください。

 

杖を使うことで行動範囲も広がって、

お出かけを楽しむこともできると思います!

 

また、多点杖や松葉づえは介護保険の対象になる場合もあります。

その場合は、杖の貸し出しが可能となります。

要支援・要介護度に応じた支給限度額のなかで、

自己負担が利用料の1割になるという制度です。

(地域や患者様の状態にもよります)

レンタル可能な品目も、要支援・要介護の程度によって異なるので、

気になった方や当てはまるかもしれないと思われた方は、

ケアマネージャーさんに聞いてみてくださいね!

使用頻度、傾向、場所や状況など、

合う杖の種類は十人十色です。

当薬局では取り寄せも行っております。

ぜひやまかわ薬局にてお気軽にお声がけください!

 

↓やまかわ薬局 HPはこちらから!

http://yamakawa-pharm.j

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