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2015年10月1日

朝食について

こんにちは

突然ですが皆さんは朝食をきちんと食べていますか?

朝は忙しくてなかなか朝食を食べることができない人もいるのではないでしょうか?

今回はそんなについてお話ししたいと思います。

 

朝食が大切な理由には以下のものがあります。

脳や体のエネルギー源になる

朝食は午前中の活動を快適に行うためのエネルギー源としてとても重要です。脳は大量にエネルギーを使います。脳の重量は体重のたった2%ですが、脳の基礎代謝エネルギー量は全体の20%にもなります。しかも、エネルギー源になるのはブドウ糖だけで、タンパク質や脂肪では補えません。そのうえ、脳に蓄積できるブドウ糖はほんのわずかです。なので、朝食を食べないと深刻なエネルギー不足になってしまいます。

 

生体リズムをつくる

生体リズムとは体内時計が刻むリズムのことで、私たちの体調などをコントロールしているといわれています。生体リズムが狂うと体調も悪くなってしまいます。

1日は24時間ですが私たちの体は25時間の周期で生体リズムを作っています。この差を調節して健康な生体リズムを作るには光の刺激と朝食が不可欠です。朝日を浴びて朝食をとることで体の各組織のリズムが整い1日の生活リズムの調和がとれます。

 

太りにくい体をつくる

朝食で生体リズムをつくることができるといいましたが、生体リズムが整うと必要な時に体温を上げて脳や内臓の働きを活発にしてくれます。そうすることによって代謝が正常に行われ食べたものを使い切ることができます。

また、朝食を食べないと次の食事を食べ過ぎたり、次の食事の際に急に血糖値が高まり肥満を引き起こしてしまうこともあります。人の体は空腹の時間が長ければ長いほど、次に食べる食事をできるだけ体脂肪に変えて蓄えようとする働きがあるので食間隔があきすぎると体脂肪の合成が促進されてしまい肥満になってしまいます。

 

集中力や記憶力がアップする

私たちの脳は起きている間だけでなく寝ている間も休むことなく働いています。そのため朝には夜に蓄えた栄養をほぼ使い切り、栄養不足の状態になっています。つまり、朝食をとらなければ脳を動かすエネルギーがなく脳の働きが衰えてしまいます。

また、朝食をとることによって脳の中で爽快な気分を作り出すβ-エンドルフィンという脳内物質が分泌され、やる気がでて、脳が活性化されます。

子供を対象にした実験では朝食を食べる子の方が好成績の傾向にあるという結果も出ています。

 

生活習慣病を予防する

朝食をとる習慣は血糖値を安定に保ち、生活リズムを整える働きがあるので生活習慣病の予防になります。

また、朝食を食べられるということは、夕食の食べ方が理想的と考えられます。朝はお腹がすいていなくて食べないという方は前の日の夕食を思い浮かべてください。夕食が多すぎたり、お酒を飲みすぎたり、食事時間が遅かったりと、食生活が乱れていませんか?朝の体の状態から日々の食生活を見直してみるのもいいかもしれません。

 

お通じをスムーズにする

私たちの腸は朝が一番活発に働いています。腸が活発に動いている時間に朝食を食べることで腸が便を押し出す働きが動き出します。そうすることで、お通じが通りやすくなったり、消化・吸収がされやすくなるので便秘の解消につながります。

朝食が大切なのはわかっているけど朝から料理している時間がないという方は、

前日の食事を取り分けたり、ゆでる、切る、などの下ごしらえをしたり、常備菜を作って冷蔵庫で保存しておきます。そして、朝は電子レンジで温めるだけで食べられるようにしてみてはいかがでしょうか。

また、そのまま食べられる納豆やハム、パン、チーズ、シリアルなどを用意しておくのも良いかもしれません。インスタントの味噌汁やスープもお湯を注ぐだけで食べられるので便利です。

朝食を長続きさせるための秘訣は頑張りすぎないことです。

牛乳を1杯飲むことからでも構いません。

ずは朝、何かを口にすることから始めてみましょう

朝食摂取、7~8時間の睡眠、適度な運動を実行している人ほど病気になりにくいという調査結果があります。生活習慣の改善としてまず朝食を食べることから始めてみてはどうでしょうか?

 

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