今回で認知症についてお話をするのは3回目です!
認知症にどういう症状があるかなどわかってきたでしょうか?
認知症は簡単に言うと、脳の細胞に異変が起きて働きが悪くなり
日常生活が困難になる病気で、早期発見・早期治療が大切です
今回は、認知症の種類と原因をテーマにしたいと思います!
あまり日常生活では馴染みの無い言葉が出てくると思いますが
少しでも『認知症』を身近に感じて頂けたらと思います(^^)
周りに認知症の方がいらっしゃらない方も、近い将来身近に認知症を発症された方が
でてきた時の準備として知っておいてください
認知症を引き起こす主な4つの原因は。。。
脳の神経細胞に異常なタンパク質がたまり、細胞が破壊されて脳が萎縮する病気です
萎縮の場所と程度によって、認知症の様々な症状が現れます
症状・・・少し前の出来事を忘れる,同じことを何度も言う,帰り道がわからなくなる
同じ物を何度も買ってきてしまうなど
脳の血管が詰まったり、破れたりして血流が途絶え
脳細胞が死滅する為におこる認知症です。(脳梗塞や脳出血などから)
症状・・・もの忘れが多い,転びやすい,意欲が低下する
手足がしびれる,急に泣いたり怒ったりするなど
レビー小体と呼ばれる異常なタンパク質のかたまりが
脳内の神経細胞にたまる病気です。初期には、物忘れが目立たないことが特徴です
症状・・・子供や虫の幻視が見えたりする,手足の動きが鈍くなる
夜間に寝ぼけて大声をだす,日によって症状の程度が違うなど
前頭葉と側頭葉を中心に脳が徐々に萎縮する病気です。前頭側頭型認知症、
進行性非流暢性失語症、意味性認知症があります。
症状・・・同じ時間に同じ行動繰り返す,なめらかに話をすることができない
言葉の意味が分からなくなるなど
それぞれが軽傷でも、重複すると認知症の発症が早まります。
一人の脳の中で、いくつかが重複している場合が大半です。
では、どうして早期発見がたいせつなのでしょうか?
適切な診断もなく、放っておいたり、不適切な治療やケアを行ったりしていると
認知症の症状が悪化する場合があります。認知症を引き起こす原因を早くつきとめ、
適切な治療やケアを開始することが大切です
また、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの病気の予防・改善を
きちんと続ければ、認知症の予防にもつながります。
もし早期発見ができれば、今後の対策を立てること、
隠れている病気を治すこと、進行を遅らせることが可能になってきます
早期発見にはこんな大切な役目があったのですね
もし不安に思われた方はお近くのかかりつけ医に
ご相談してみてはいかがでしょうか
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