最近風邪ひきさんも多く体調管理がむずかしい季節になってきましたね・・
インフルエンザの予防接種も始まりいよいよ 本格的な冬!って感じです(´・・`)
今回は風邪・インフルのときの栄養のとり方について お話していきます。
普通の風邪は咳、喉の痛みなどがあっても1週間ほどで治ります。一方、インフルエンザは急激に高熱が出て、全身の節々が痛むなど全身症状に広がることが特長です。症状が激しいときは食欲もなくなりますが、ひき始めや回復期にきちんと栄養補給することで症状の悪化を防いだり、回復を早めたりすることが可能です。
熱っぽい、のどがイガイガするなど、ちょっと風邪っぽいなどという風邪のひき始めは、可能ならばゆっくり体を休め、食事でビタミン類など必要な栄養素をきちんととって、それ以上悪化を防ぐことが大切です。
おすすめの食事は消化が良く、体を温める雑炊や煮込みうどん、スープなど。生姜やねぎなど体を温める食材を上手に取り入れましょう。体を温めるといっても、唐辛子や香辛料などの刺激物は避けましょう。風邪は粘膜が炎症を起こしている状態なので粘膜を刺激しかえって治りにくくなります。
高熱で全身症状が出ているインフルエンザや風邪では熱や喉の痛みで何も食べられなくなることもあります。そんな時は「食べられるものを食べる」ことが原則。
例えば喉ごしの良いプリンやゼリー、アイスクリームなどを少しでも口にすることで体力の低下が防げます。胃腸症状がある場合は無理をしないでください。
また、高熱や下痢、嘔吐がある時は脱水になりやすいので、
水分補給を忘れないようにしましょう。
脱水がひどいときは、普通の水ではなく経口補水液OS-1がおすすめです!!軽い脱水ならばポカリスエットでも代用できます。どちらもやまかわ薬局でも販売しておりますので、どうぞご気軽にご相談ください。
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症状のピークが過ぎ、回復期に入って食べられるようになってきたら、徐々に普通の食事に戻していきます。まずは炭水化物の多いおかゆや柔らかく煮込んだうどんなど消化のいいものを選び、梅干し、ねぎなどを入れます。
もう少し元気になったら卵や豆腐、白身魚や赤身の肉などのたんぱく質も取り入れ、脂っぽいものはさらに次の段階が良いでしょう。早く元気になろうとして無理してたくさん食べたり、消化のあまりよくない肉などを食べたりすることは禁物です。
健康食品やサプリメントの注意点
インフルエンザに良いといわれている食材や素材はいろいろありますが、あくまで予防効果と考えたほうがよいでしょう。予防効果が期待できるのは、腸内環境を整え免疫力を上げる乳酸菌、かかった時の症状があまり悪化しないといわれている緑茶などです。
市販の風邪薬に頼る人も少なくありませんが、カフェインが入っており体力回復のためにエナジードリンクを同時に飲むと、カフェインの過剰摂取になる恐れがあるため注意します。タミフルなどの抗インフルエンザ薬を服用している際も、相互作用などまだわかっていないことも多いためサプリメントなどの使用は避けましょう。
ポイントをおさらいしましょう♪
今回のポイント
いかがでしたか?体調を崩してもこれらのポイントを押さえて食事を摂ることで
症状の悪化を防いだり、回復を早めることができます!!
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