みなさんこんにちは。
果物の美味しい岡山県!
スイカや桃など夏を感じられるくだものがスーパーでも並び始めましたね。
皆さんは毎日、果物を食べていますか?
果物はビタミンやミネラル、食物繊維など豊富に栄養素を含んでいるため、
さまざまな生活習慣病に対して予防効果が高いことが分かっています。
しかし、果物にはまだまだ嗜好品としての意識が強く、特に若い世代では
摂取量の不足が続いている状況です。
今回は果物のパワーと、摂取量の目安についてご紹介します!
< 果物に含まれる栄養素 >
果物は、ビタミン・ミネラル・食物繊維などの供給源です。
★ ビタミンC
抗酸化作用があり、鉄の吸収の促進、がん予防、抗ストレスなどの効果が期待できます。水に溶けやすく、熱に弱い性質があるため生のまま食べるのがおすすめです!
柿、キウイ、いちご、かんきつ類などに多く含まれます。
★ ビタミンA
成長に関与する、妊婦さんや乳児にとって重要なビタミンです。視力を正常に保つ機能もあります。
みかん、すいか、びわなどに多く含まれます。
★ ビタミンB群
果物に含まれているビタミンBやイノシトールは、脂肪やアミノ酸の代謝に関わり、脂肪肝の予防などの効果があります。また、葉酸は成長や妊娠時に必要な成分です。
くり、かんきつ類、バナナなどに多く含まれます。
★ ビタミンE
抗酸化作用により、老化防止やがん、高血圧、動脈硬化、心臓病、白内障などさまざまな生活習慣病の予防が期待できます。
キウイ、もも、すもも、さくらんぼなどに多く含まれます。
★ カリウム
高血圧や脳卒中など、脳血管疾患と深い関係があるナトリウムの排泄を促す効果があります。カリウムは調理によって溶け出しやすいため、生でそのまま食べられる果物は、カリウムを摂取するのに最適な食品です。
くり、バナナ、メロン、キウイなどに多く含まれます。
★ 食物繊維
便秘の予防のほか、糖質や脂質の吸収を遅くする、老廃物を体の外へ出す、善玉菌を増やすなどの働きにより、生活習慣病を予防する効果があります。
バナナ、キウイ、くり、かんきつ類などに多く含まれます。
また、果物は水分を多く含みます。手軽で、口当たりがよく水分補給もできるため食欲のない夏場にはうれしい食品です♪
このように、栄養豊富な果物ですが、実際に日本では
どのくらい食べられているのでしょうか?
健康日本21(第2次)における栄養・食生活の目標の中に
果物摂取量100g未満のものの割合を
61.4%(H.22)から30%(R.4)に減らす
というものがあります。
現状として、平成30年度の国民健康栄養調査によると
日本人の果物摂取量は1日平均96.7gとやはり100gに達していないようです。
以下に、果物100gの目安量を示してみました。
バナナ → 1本
みかん → 1個
りんご → 1/2個
いちご → 6粒
キウイフルーツ → 1個
桃 → 1/2個
みなさんが普段食べている量と比べてみていかがでしょうか?
1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかを考える際の参考となる
食事バランスガイドでは、1日の果物の目安量を200gとしています。
いろいろな果物を組み合わせて200g食べるのが理想的ですね!
最後に、今が旬の美味しい桃の選び方についてご紹介します!
★★★ 選び方のポイント ★★★
色 … 全体的に(下のほうまで)色がついていて青みがかかっていないもの
形 … 変形していなくて丸々としているもの
大きさ … 中くらいのもの
皮 … 表面全体に毛があり、傷がついていないもの
香り … その品種特融のあまい香りがするもの
桃を選ぶときは、ぜひ参考にしてみてくださいね!
毎日200gを目標に!果物パワーで暑い夏をのりきりましょう。
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