少しづつ暖かくなってきて
もうすぐ春がやってきますね!
さて、今日は旬のいちごについて紹介します。
◎ビタミンCの宝庫
果実の中でもっとも多くのビタミンCを含んでいます。
生のまま食べるので、ビタミンCの損失も少なく、効率良くビタミンCが摂取できます。
成人1日のビタミンC所要量は約100mgですが、これは大粒のいちごなら6~8粒でまかなえる量です。
風邪の予防、治りやすくする・肌の新陳代謝を高める
ストレスに負けないからだをつくる・疲労回復に効果がある
◎便秘対策
いちごにはペクチンなどの食物繊維が多く含まれ、100g当たりの含有量は、バナナと同等、柑橘類の2倍です。
したがって、便秘に効果があり、老廃物の排出を高めて、コレステロール値を下げるはたらきがあります。
ヨーグルトと一緒にとると、さらに効果的でしょう。
◎抗ガン作用
いちごの赤い色はアントシアニンという色素の色で、この成分には発ガンを抑える作用があると言われています。
つやがあって、形がくずれておらず、へたがぴんと張っているものが新鮮ないちごのしるしです。
摘みたてのいちごのへたは緑が鮮やかでピンと先が立っていますが、鮮度が落ちるとともにへたがしなびていき、どんどん干からびていきます。
またパック詰めのものは、パックの底を下から見て、つぶれやいたみがないかをチェックしましょう。
生のまま洗ってまるごと食べるので、できれば無農薬のものを選ぶとよいでしょう。
◎いちご狩りでのワンポイント
いちご狩りに行ったら、甘いいちごをたくさん食べたいですよね。
甘いいちごを選ぶポイントをお教えします。
いちごは、糖度が限界まで熟すとヘタの近くの果実表面にひびが入りやすくなります。
こういったものはスーパーなどの店頭には並ばない、とても甘いいちごと言えます。
いちご狩りに行った際は、ぜひ探してみてくださいね。
生のまま食べるのなら、冷蔵庫に入れ、なるべく早く食べてください。
へたを取ると、そこから水分が蒸発してしまい、いたみやすいので、へたはつけたままにしておきます。
洗ったり、水につけたりすると、かびや腐敗の原因となりやすいので、洗うのは食べる直前にします。
すぐに食べないときや、大量に手に入った場合には、冷凍保存しておくとよいでしょう。
冷凍保存の方法は、よく洗ってへたを取り、水気をふきとったあと、砂糖をまぶして、密閉容器かファスナー付きのビニール袋に入れて冷凍します。
また、ピューレ状にしたり、煮てソースやジャムにしても冷凍できます。
加熱するとビタミンCが失われてしまうので、生で食べるのが一番です。
洗うといたみやすいので、食べる直前に洗うようにします。
いちごは表面がでこぼこしているため農薬が残りやすく、そのまま食べる果実ということもあって、残留農薬が心配です。
無農薬のものが安心ですが、そうでない場合には、洗う前にボールに入れて、水を流しながら5分ほどつけておきましょう。
つけておいたいちごは、水からあげてざるに入れ、流水で5回ほどゆすり洗いをします。
いちごを洗う際へたを取って洗うと、水っぽくなってしまい、水溶性のビタミンCが溶け出て損なわれてしまうので、気をつけましょう。
手軽においしくビタミンCを摂取して
風邪に負けずに元気に過ごしましょう!
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