いちごの栄養 | やまかわ薬局

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2023年3月8日

いちごの栄養

みなさんこんにちは!

 

春のフルーツといえばみなさんは何を思い浮かべますか?

まず1番に「いちご」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

スーパーなどには12月ごろから並び始めますが本来のいちごの旬は3~4月です。

価格も3~4月になると下がり始めるので手に取りやすくなりますよね。

今回はそんないちごの栄養についてお話します!

イチゴ狩りのイラスト

 

 

 

 

 

 

 

 

いちごに含まれる栄養素 イチゴのイラスト(フルーツ)


〇 ビタミンC

まずいちごの栄養素として一番にあげられるのがビタミンC です。

ビタミンCといえばレモンやグレープフルーツなどの柑橘類を思い浮かべる方が多いと思いますが

実はいちごにはグレープフルーツの約2倍のビタミンCが含まれています!

ビタミンCには抗酸化作用や、コラーゲンの生成、皮膚のシミやしわを防ぎ、傷や炎症の治りをよくする効果などがあります。

免疫力を高める効果もあるので風邪予防や、これからの季節は花粉症にも効果が期待できます。

 

〇 葉酸

いちごには葉酸も豊富に含まれています。

みかんには100g当たり22㎍、キウイフルーツには36㎍含まれていますがいちごには90㎍も含まれています。

他のフルーツと比較しても葉酸が豊富に含まれていることが分かりますね!

葉酸は、ビタミンB12とともに赤血球の生産を助けるビタミンなので貧血予防に大切です。

細胞の生産や再生を助ける効果もあるので、特に胎児にとっては重要な栄養素になっています。

胎児の神経管閉鎖障害の発症予防のために赤ちゃんに必要な栄養素なので、妊娠を希望されている方や

妊娠初期の方は積極的に摂取する必要があります。

ビタミンCといっしょに摂取することで吸収が良くなるので、ビタミンCと葉酸をどちらも

豊富に含むいちごはおすすめの食材です。

 

〇 アントシアニン

いちごの赤色はポリフェノールの一種であるアントシアニンという色素によるものです。

アントシアニンには抗酸化作用だけでなく、視力の低下を防いだり疲れ目を改善する効果があるとされています。

また、花粉症の症状の原因となるヒスタミンの分泌をおさえることにより、花粉症をやわらげる効果もあるといわれています。

既に花粉症の症状が出始めている方が多いと思いますが今年の花粉飛沫量は例年よりも多くなると予想されているので

これからの季節、花粉症が心配だという方にもおすすめの栄養素です!

 

〇 カリウム

カリウムはミネラルの1種です。

体内の余分なナトリウムの排出を促進することによって血圧を下げるむくみを解消するなどの効果や

筋肉の動きを正常にする効果があります。

腎機能が低下している場合は高カリウム血症になる場合もあるので注意が必要ですが、特に持病がないという方は

サプリメントなどで過剰摂取しない限り高カリウム血症になる可能性は低いです。

 

 

美味しいいちごの選び方 イチゴを食べている子供のイラスト


① 果実全体が赤く染まっている

色づきが悪いものは糖度が低かったり、酸味が強かったりするので、なるべく鮮やかな赤色のものを選ぶようにしましょう。

熟すと全体がきれいに赤くなっていきます。

果実の先端に緑が残っていたり、白っぽくなっているものは生理障害が原因で起きるものです。

この部分は味が落ちているので先端までしっかりと赤いものを選ぶことが大切です。

 

② 果皮にハリとツヤがある

果皮にハリとツヤがあるものは鮮度が高いと言われています。

色はきれいに赤くなっていてもハリとツヤがなくしんなりしているものは鮮度が落ちているのでよく確認してください。

 

③ ヘタの色が鮮やかでピンとしている

ヘタがきれいな緑色でしなっていないものを選びましょう。

ヘタが大きく反り返っているものが新鮮な証拠です。逆にヘタが下を向いているものは収穫から日にちが経っていると

考えられるので鮮度は低下しています。

 

 

 

美味しく食べるには? 大きな苺のイラスト


いちごを美味しく食べるコツは食べる前に常温に戻しておくことです!

常温においてから食べる方が甘さを感じやすくなります。

いちごは傷みやすく、あまり日持ちしない果物なので保存するときは冷蔵庫に入れておいて、

食べる少し前に冷蔵庫から出して常温に置いてから食べてみてください!

 

 

 

いちごは美味しいだけでなくビタミンCや葉酸などの栄養が豊富なので

お菓子の代わりに間食として食べるのもいいでしょう。

実は糖質が果物の中では低い方なので血糖値を気にされている方にもおすすめです。

食べ過ぎには気をつけて上手に取り入れていきましょう!

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