もずく酢の栄養 | やまかわ薬局

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2023年9月14日

もずく酢の栄養

みなさんこんにちは!

だんだんと暑さも和らいできて、秋へと移り変わりうとしていますね!

そんな季節の変わり目ですが体調はいかがでしょうか?

今回は体にいいといわれている食材の一つ、もずく酢についてご紹介したいと思います。

 

もずく酢とは

もずくはモズク科やナガマツモ科に属する海藻でそれを三杯酢、黒酢などで和えたものがもずく酢です。

ぬめりがあるのが特徴です。

海藻のイラスト

もずく酢の健康効果

・腸内環境の改善

もずく酢には食物繊維が豊富に含まれており、また水溶性と不溶性どちらの種類も含んでいます。

食物繊維は善玉菌のエサとなり、善玉菌を増殖させます。それにより、腸内環境が整い、下痢や便秘の改善や

免疫機能を高める働きがあります。

 

・肌や髪を美しく保つ

もずくにはフコイダンと呼ばれる成分が含まれています。

フコイダンはもずくやワカメなどの褐藻類にのみ含まれるぬめり成分であり、肌の保湿力の向上や、ハリを与えて

しわを防ぐ効果があるんです!海藻類の中でもフコイダンの含有量はもずくがかなり多くなっています。

もずく単品でもこのように肌にいい成分が含まれていますが、お酢にも美容効果があるんです。

お酢にはビタミンCが含まれており、肌のシミを防いだり美白効果をもたらします。

またお酢に含まれるクエン酸もシミやシワの原因となる活性酵素を取り除いてくれるんです。

そのためもずく酢として摂取することでより高い美容効果が得られます!

また、もずく酢の保湿効果は肌だけではなく、髪の毛にも浸透して潤いを与えます。

他にも抜け毛を防いで育毛する効果も持っています。肌にも髪にもうれしい食材なんです!

ツヤツヤの髪の女性のイラストつるつるのお肌の女性のイラスト

・コレステロールを低下させる

もずくに含まれるぬめり成分であるフコイダンは小腸でコレステロールを吸着し体外へ排出させる働きがあります。

これによりコレステロール値の低下が期待できます。

また血中の悪玉コレステロールも同様に吸着し、血液をサラサラにすることで動脈硬化も防いでくれるんです。

 

・がんの予防

ぬめり成分であるフコイダンは抗ガン作用をもつ栄養成分であるといわれています。

がんを予防する効果が期待できる抗酸化作用ですが、フコイダンはその抗酸化作用がとても高いんです。

その抗酸化作用によりピロリ菌働きを抑えることで、胃がんの予防にも役立ちます。

 

・疲労回復効果

お酢に含まれる酢酸は疲労によって蓄積してしまった乳酸を燃焼させる働きを持ちます。

また日常で疲れが出てくる原因は体内のエネルギー源であるグリコーゲンの不足によるものです。

グリコーゲンの補充には甘いものを食べるなど糖の補充が必要です。

お酢に含まれている酢酸は糖と一緒に摂ることでグリコーゲンの補充をより効率的に行うことができ、

疲労回復効果をもたらします。

疲れたサラリーマンのイラスト矢印・右元気な男性会社員のイラスト

食べる際の注意点

1日に1カップまでにする

もずくを大量に摂取してしまうと下痢や、便秘など腸内環境を逆に悪くしてしまう恐れがあります。

食べるときには1日1カップ(約70g)までにしましょう!

 

・食前に食べる

もずく酢を食べるタイミングですが、食前がおすすめです。

もずく酢を最初に食べることで食物繊維がそのあとに食べるものの血糖上昇を緩やかにしてくれるからです。

 

いかがでしたでしょうか!

もずくを食べて季節の変わり目の体調管理をしてみましょう!

 

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