アイスの種類 | やまかわ薬局

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2023年6月23日

アイスの種類

みなさんこんにちは!

ヒマワリのイラスト「向日葵三兄弟」

だんだんと暑くなり、アイス食べたい~!と思う機会が増えてきたのではないかと思います。

コンビニやスーパーには様々な種類の美味しそうなアイスが並んでいますが、

それらのアイスは大きく4つに分けられることをご存知ですか?

今回はそんなアイスの種類についてご紹介します。

 

 

アイスの種類 アイスキャンディーのイラスト

アイスにはアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓の4種類があります。

みなさんもアイスクリームの裏面にこのような文字を目にしたことはありませんか?

これらはアイスの中に入っている乳固形分や乳脂肪分の量によって分けられています。

乳固形分とは、乳製品に含まれる、水分以外の成分のことで、乳脂肪分と無脂乳固形分を足したものです。

これらの規定は厚生労働省によって定められています。

 

 

 アイスクリーム ソフトクリームのイラスト

アイスクリームは4つの中で最も乳成分と乳脂肪分が多く含まれており、

乳固形分15.0%以上、乳脂肪分が8.0%以上のものを指します。

原材料には乳製品を使用し、ミルクの風味が強く、濃厚な味わいが特徴です。

植物油脂は使用されていません。

 

 

 アイスミルク アイスクリームのイラスト

アイスミルクはアイスクリームの次に乳成分が多く含まれているアイスで、

乳固形分10.0%以上、乳脂肪分が3.0%以上のものを指します。

ものによっては植物油脂を使用している場合もあります。

 

 

 ラクトアイス アイスをすくうスプーンのイラスト(木製)

ラクトアイスは乳固形分が3.0%以上のものを指します。

乳脂肪分の量の決まりはありません。

アイスクリームなどと比べるとさっぱりとした口当たりのものが多いのが特徴です。

乳固形分や乳脂肪分が少ない分安価な商品が多いですが、

その代わりに植物油脂や安定剤などの添加物が多く含まれている場合が多いので注意が必要です。

 

 氷菓 夏のイラスト「かき氷・いちご」

氷菓は乳固形分が3.0%未満、もしくは含まれないものを指します。

氷という文字が入ることから、イメージの通り、かき氷やシャーベットなどのことです。

厳密には食品としてのアイスクリームという分類には含まれていません。

氷菓は乳固形分が少ないため、カロリーも少ないものが多いです。

 

 

 

植物油脂とは

上記にもご紹介したように、一部のアイスミルクやラクトアイスには植物油脂が含まれています。

乳固形分や乳脂肪分が少ないため、アイスクリームのようななめらかさを持たせるために、

この植物油脂を使用しているのです。

植物油脂の中でも主にパーム油といってブラヤシという植物から生産される油が使われていて、

パーム油は飽和脂肪酸を多く含んでいます。

飽和脂肪酸は摂りすぎてしまうと、血中の総コレステロールが増加し、驚く豚のイラスト

心筋梗塞をはじめとする循環器疾患のリスクが高まる恐れがあると言われています。

なので植物油脂の摂りすぎには注意が必要です。

 

 

 

このように、アイスは乳固形分や乳脂肪分の含有量で種類分けされており、

植物油脂の使用の有無についても違いがあります。

植物油脂を含んでいるからラクトアイスは食べてはいけないというわけではなく、

アイスクリームならいくら食べても良いというわけでもありません。

どちらも食べすぎには注意が必要です。

アイスの種類や特徴を知ったうえで、適量を守り、様々なアイスを楽しんでみてください。カップアイスクリームのイラスト

 

 

 

 

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