みなさんこんにちは。
今回は「カルシウム」についてのお話です。
カルシウムは、骨や歯を丈夫にする働きがある、からだにとって重要なミネラルのひとつです。
カルシウムが不足すると、からだに不調が起きたり、骨粗しょう症のリスクが高まったりするため、
毎日の食事で上手に摂取することが大切です。
しかし、どんな食品に多く含まれているのか意外と知らない方も多いのではないでしょうか。
カルシウムについて
カルシウムは、私たちにとって身近な成分の一つで、ミネラルの中で最も多く人間の体内に存在している成分です。
また、カルシウムは骨を構成する重要な成分です。
「カルシウムは骨を丈夫にする」ということをご存知の方も多いと思います。
カルシウムは体内に入ると腸で吸収され、血液中に入ります。
血液が骨まで運ぶことによって、骨にカルシウムが蓄積され丈夫になるのです。
さらに、骨や歯を健康にするだけでなく、血液凝固・筋肉の収縮・ホルモンの放出などの役割も担っています。
カルシウムを効果的に摂る方法
①カルシウムを多く含む食品を選ぶ
カルシウムといえば牛乳に含まれているというイメージが強いと思います。
牛乳をはじめとした乳製品や大豆・魚介類などによって手軽に摂取することができます。
<乳製品>
・牛乳
・チーズ
・ヨーグルト ...など
<魚介類>
・煮干し
・ししゃも
・しらす ...など
<大豆>
・枝豆
・厚揚げ
・油揚げ ...など
②カルシウムと相性の良い成分を摂る
意識的にカルシウムを摂取していても、ビタミンDが不足しているとカルシウムが吸収されず、不足になってしまうことがあります。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促すはたらきに加え、血液中のカルシウムを骨まで運ぶはたらきもあるので積極的に摂取するよう心がけましょう。
<ビタミンDを多く含む食品>
・うなぎ
・さんま
・紅鮭
・まいたけ
・キクラゲ など
③カルシウムの吸収を阻害する成分を避ける
インスタント食品や清涼飲料水、スナック菓子、加工食品、肉類に多く含まれるリンは、摂り過ぎるとカルシウムの吸収を阻害してしまいます。
また、アルコールやコーヒーには利尿作用があるため、摂取しすぎるとカルシウムが尿として体外に排出されやすくなってしまいます。
効果的に摂取するためにも、以上の食品を摂り過ぎないよう注意しましょう。
みなさん、いかがでしたか?
カルシウムは骨を形成する重要な成分です。
今回ご紹介した、カルシウムを多く含む食品から手軽で効率的に摂取することができるのが嬉しいポイントです。
また、カルシウムのはたらきを助けるビタミンDもあわせて摂るとより効果的なことがわかりました。
みなさんも丈夫で健康な骨作りのために、カルシウムを含めバランス良く栄養が摂れるように食生活を見直してみてくださいね!