みなさんこんにちは!
暑い日が続いていますが、食事はしっかりととれていますか?
今回はヨーグルトについてお話していきたいと思います。
ヨーグルトは牛乳などに乳酸菌を加えて発酵させてつくる発酵食品です。
健康食品としてよく取り上げられているヨーグルトですが、どんな効果があるのでしょう。
≪ヨーグルトの効果≫
・腸内環境改善
ヨーグルトに含まれている乳酸菌が腸内環境を改善してくれるんです。
ヨーグルトに含まれている乳酸菌は次の通りです。
ガセリ菌SP株→整腸作用
LG21乳酸菌→胃がんや胃潰瘍などの原因となるピロリ菌の抑制効果
乳酸菌LB81→腸内の有害物質を排出する働きを持ったたんぱく質の増加促進
このように乳酸菌は腸内環境をよくする様々な特徴を持っています。
私たちの腸内には腸内環境を整えてくれる善玉菌とそうではない悪玉菌、そのどちらでもない日和見細菌が存在しています。
日和見細菌は腸内細菌の約70%をしめ、善玉菌と悪玉菌どちらか優位になっている方と手を組みます。
そのため善玉菌を増やして優位にすることで日和見細菌も腸内環境を整える働きをするようになるんです!
ヨーグルトの乳酸菌はこの善玉細菌のエサとなります。そのため善玉細菌を増やす役割も持っており、
腸内環境の改善に有効的だといえます。
また、腸内環境が整うことで便秘の改善が期待できます。
便秘により腸内にたまった便から糖や脂肪が再吸収され、これが皮下脂肪の増加にもつながります。
ダイエットをしている方にも腸内環境は意識するべき大切なことなんですよ
・肌荒れの改善
先ほど乳酸菌によって善玉菌が増やされ腸内環境の改善が期待できるとお話ししましたが、
腸内環境が整うことで肌荒れの改善にもつながるんです!
腸内環境が悪化し便秘になると腸内にはアンモニアなどの腐敗物質が多く作られてしまいます。
この腐敗物質は血液によって全身にいきわたります。その時に肌にも影響が出てしまい、肌荒れの原因になります。
このようにヨーグルトは肌荒れ改善にも役立つんです!
・血糖値上昇の抑制
食後の血糖値の急上昇は体に負荷がかかることもあります。そのため血糖値の上昇をなるべく緩やかにすることが重要です。
そこでヨーグルトが活躍します!ヨーグルトにはホエイプロテインとよばれる乳清プロテインが含まれています。
このホエイプロテインはGLPー1を分泌させます。GLP-1は血糖値を下げる働きを持つインスリンというホルモンの分泌を
刺激する作用があるんです。このためヨーグルトを食前で取り入れることにより、そのあとの食事での血糖値急上昇を防ぐことができます
・ストレスの緩和
ストレスの緩和に重要なホルモンといえばセロトニンがあります。セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれており、
自律神経を整え、心をリラックスさせる効果があります。
このセロトニンはヨーグルトに含まれるトリプトファンというアミノ酸から作られているんです。
トリプトファンは必須アミノ酸の一つで体内で作ることができません。そのため食事でとる必要があるんです。
・免疫力向上、アレルギー症状緩和
免疫力向上もアレルギーも腸内環境に紐づいています。
免疫細胞の大半が腸内に存在しているといわれており、腸内を強く保っておくことで、病原菌やウイルスが
入り込んできても防ぐことが可能になります。また腸内環境を整え免疫に強い体を作ることでアレルギーにも強くなります!
腸内環境を整えるメリットはたくさんあることがわかりますね!
≪食べるときのポイント≫
・ヨーグルトを食べるタイミング
食前に食べることで血糖値の急上昇を防ぐことができるとお話ししましたが、食後に食べることもメリットがあるんです。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌を生きたまま腸に届けるには、胃が中性に傾いているときに摂取するのが効果的なんです。
そのため食事をした後は胃の中が中性に傾いているため、そのタイミングで摂取すると菌を生きたまま腸に運ぶことができます!
また起床から15時間後~19時間後の間は腸のゴールデンタイムと呼ばれており、夕食後にヨーグルトを食べると
ちょうどその時間くらいには善玉菌の働きが高まり、効果的です。
・温めて食べる
ヨーグルトを温めて食べることによって胃腸も温まり、カルシウムの吸収率を高める効果があります!
しかしあまりに高温だと菌が死んでしまうので、ほんのりあたたかいくらいに温めましょう。
電子レンジで30秒ほどあたためて食べるのがおすすめですよ!
いかがでしたでしょうか!
健康食品として認知度の高いヨーグルト!やっぱりすごいんです!
みなさんも日々の食事にヨーグルトをプラスして元気な体を手に入れましょう!