こんにちは
今回は乳和食についてお話ししたいと思います。
和食は、健康食として知られています。しかし、食塩を摂りすぎる、カルシウム不足になりやすいといった欠点もあります。それを補う食事が乳和食となります。
乳和食はみそや醤油などの日本の伝統的な調味料に、コクやうまみをもつ牛乳を組み合わせることで塩分を抑え、薄味にすることなくおいしい和食が食べられます。
乳和食の良さは、特別な食材の準備がいらないことです。いつものメニューに牛乳をプラスしてください。
乳和食の基本の調理法を紹介します。
だし汁の全量、または半量を牛乳に換えます。
醤油やみそなどの調味料を牛乳で薄めます。
野菜をゆでたり、乾物のゆで戻しに牛乳を使います。
揚げ衣やルーを作るときの粉を牛乳で溶いてコクをプラスします。
温めた牛乳に酢を加えてカッテージチーズと乳清(ホエー)を作ります。
付属のたれを減らして、牛乳を少量プラスするだけです。
納豆1パックに牛乳小さじ2杯が目安です。
麺つゆを水の代わりに牛乳で割ります。
牛乳200mlに麺つゆ(3倍濃縮)大さじ1杯を目安に加えます。
【1人分の栄養価】
エネルギー416kcal たんぱく質35.1g 脂質18.5g 炭水化物27.0g
カルシウム395㎎ コレステロール 98㎎ 食物繊維7.2g 食塩相当量1.0g
≪基本≫
牛乳 360ml
水 100ml
レモン(輪切りにする) 1/3個
麺つゆ(3倍濃縮) 小さじ2
A 鶏ももひき肉 200g
こしょう 少々
酒 大さじ2
しょうが汁小さじ2
細ネギ(小口切りにする) 4本分
具材は、白菜、ネギ、しいたけ、焼き豆腐、にんじん、えのきだけ、春菊などを
お好みで適宜入れてください。
【作り方】
- 材料は食べやすい大きさに切る。
- 鍋に牛乳、水、レモンを合わせて沸かし、牛乳が分離したらレモンをすぐに取り出し、チーズを網ですくいとる。
- ボウルにAと2のチーズを合わせてよく混ぜる。
- 2の乳清が残った鍋に麺つゆを加える。火にかけて煮立ったら、3をスプーンですくい入れ、具材も入れて一緒に煮る。
≪基本≫の鍋つゆは寄せ鍋、しゃぶしゃぶ、おでんにも使えます。
いかがでしたか?
普段の食事に牛乳をプラスし、皆様だけのオリジナルの乳和食を楽しんでください。
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