みなさんこんにちは!
寒い季節になりましたね。冬になると気になるのが「乾燥」ではないでしょうか?
寒い冬は空気が乾燥し、喉がイガイガしたり、のどに痛みを覚えたりするという人も多いかと思います。
たとえ風邪でなくとも、そのような状態が続くのはつらいですよね。
今回は、乾燥によってのどが痛い時の対策法や予防法についてお伝えしていきます。
乾燥して痛い時の、喉の状態
食べ物や空気の通り道である喉は、外敵の侵入を防ぐ機能を備えています。
喉は粘膜の免疫機能で守られていますが、気温や気圧の変化により、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
自律神経が乱れると唾液などの分泌量が減少し、口や喉の粘膜が乾燥するために、
風邪菌やウイルスが侵入しやすくなってしまうのです。
そして、侵入した菌やウイルスと闘うことで、のどの粘膜が炎症を起こすようになります。これがのどの痛みの正体です。
特に秋口や冬場は空気がかなり乾燥するので、より強く症状が出ます。
のどが潤っていればのどの粘膜が外敵の侵入を防いでくれますが、乾燥していると防御機能が低下し、
ウイルスや細菌に感染しやすくなり炎症が起こりやすくなってしまうんです。
のどが痛い時の対策・予防法
1.加湿器で空気の湿度を上げる
夏場であればそのような必要はありませんが、冬場はエアコンによって空気が乾燥しがちになります。
低温・低湿はインフルエンザの好むところなので、部屋の空気を加湿することで、インフルエンザの予防にもつながります。
湿度は60%程度にするのがおすすめです。しかし窓際に設置して窓を加湿していたら、窓のまわりに冬は結露、カビが繁殖することに
なりますので注意が必要です。
2.寝る前にマスクを着用し乾燥を防ぐ
寝ている間に喉の奥が乾燥してしまうような場合、寝る前にマスクを着用して、喉を乾燥から守るという手もあります。
また、マスクを着用して寝ることで、細菌やウイルスから喉を守ることもできます。
一般的な不織布マスクを使っても良いですが、マスクの擦れによる肌トラブル防止や、より保湿力を高めるにはガーゼマスクが効果的です。
また、ガーゼマスクの中でも、コットンやシルク素材などの通気性の良いもののほうが、息苦しさを感じにくいのでおすすめです。
3.うがい
うがいをする習慣をつけることによって、ウイルス感染を防ぐこともできます。
風邪の9割はウイルス性なので、うがいの習慣によって風邪を引きにくくなります。
回数は1日3~4回が目安です。
4.こまめな水分補給をする
こまめに水分補給をすることで、喉の乾燥感を和らげることができます。加齢によって喉の乾きを感じにくくなる場合もあるため、
喉の乾きを感じる前に水を飲む習慣をつけることがポイントです。
入浴時や睡眠時にも汗をかくため、前後に適量の水分を摂るようにしましょう!
5.のど飴、ガムの摂取
喉の奥の乾燥を解消するためには、のど飴をなめたり、ガムをかんだりするのも効果的です。
のど飴をなめたりガムをかんだりすれば、唾液の分泌量が増加します。それによって、喉の奥を乾燥から守ることができます。
のどに良い食べ物
のどが痛いときには、のどの殺菌や抗菌を促進する成分、
または抗炎症効果、保湿効果などが期待できる食べ物を食べるのがおすすめですよ!
・しょうが
しょうがに含まれる「ショウガオール」「ジンゲロール」という成分には、殺菌作用や血行促進効果があるとされます。
・れんこん
れんこんに含まれる「タンニン」には、抗炎症効果があるといわれています。
・ネギ
ネギに含まれる「アリシン」という成分には殺菌作用が、「ネギオール」という成分には抗炎症効果があるといわれています。
・ゆず
ゆずには粘膜の保湿・保護効果があるとされています。
いかがでしたでしょうか?
これから寒さが増すにつれて、空気の乾燥が厳しくなってきます。また、暖房の使用により室内も乾燥しやすくなってきます。
喉の乾燥は、ウイルスや細菌の感染を招きやすいので、少しでも違和感を感じたら、早めの対策をお勧めします。
今回ご紹介した対策・予防法をぜひ試してみてくださいね!