乾燥肌に効く食べ物 | やまかわ薬局

メニュー

ブログ

2015年11月6日

乾燥肌に効く食べ物

こんにちは!赤とんぼと ぴょこ のイラスト

11月に入り、空気が乾燥してきていますね。

のどを痛めたりされていませんか?

 手荒れのイラスト

今日は乾燥肌に効く食べ物について

お話ししようと思います。

 

冬は外気の水分量がもっとも少なくなる季節であり、また暖房によって室内も乾燥します。

乾いた空気は肌の水分を蒸発させ、潤いを奪ってしまいます。

乾燥肌に良い食べ物とは、どういったものがあるでしょうか?

一般的に、お肌に良いと言われている栄養素はたくさんありますが、特に乾燥肌に良いと言われる栄養素としては、

たんぱく質、ビタミンA、B、C、E、セラミド、α-リノレン酸、亜鉛などが

挙げられます。では、それぞれの栄養素の働きをみていきましょう。

 

【たんぱく質】

・肌の細胞の入れ替わりを正常に機能させるたんぱく質のイラスト(栄養素)

・たんぱく質は、コラーゲンを作る原料となる

◎多く含まれている食材:魚介、肉、卵、大豆製品、乳製品など

 

【ビタミンA】

・皮膚や粘膜のうるおいを維持するうなぎのイラスト(魚)

・新陳代謝を活発にする

◎多く含まれている食材:レバー、ウナギ、アナゴ、サバ・イワシなどの青魚、乳製品、卵、緑黄色野菜、のり、わかめ、緑茶など

 

【ビタミンB】豚肉のイラスト

・新陳代謝を活発にする

・肌が乾燥することで起きる炎症を抑える

◎多く含まれている食材:豚肉、レバー、卵、大豆、納豆など

 

【ビタミンC】ビタミンのイラスト(栄養素)

・乾燥肌を防ぐために必要な肌のコラーゲンの生成を促す

・抗酸化作用 (皮膚の老化や炎症を進める血液中の増えすぎた活性酸素を除去する働き)をもつ

・熱や空気中の酸素に弱く、調理や加工の工程で多くが失われやすい

ビタミンCを効率よく摂取するためには、以下のような工夫が必要

  • 生で食べることできるフルーツや野菜は、なるべく生で食べる
  • 生で食べるフルーツや野菜は食べる直前にカットする
  • 調理をする場合は、加熱はなるべく短時間にする
  • 煮物などはビタミンCが煮汁に流出するため、煮汁も一緒に食べる

・芋類のビタミンCは熱に比較的強いので、レンジ蒸しなどの調理をしても損なわれない

◎多く含まれている食材:野菜、果物、芋類など

 

【ビタミンE】アーモンドナッツのイラスト

・血行を促進し、肌の新陳代謝を活発にする

・抗酸化作用をもつ

・シワやたるみなどの老化を引き起こす過酸化脂質を分解する

◎多く含まれている食材:ゴマ、アーモンド、ナッツ類、大豆、アボガドなど

 

【セラミド】~皮膚の角質層に存在する脂質~刺身こんにゃくのイラスト

・皮膚を外部の刺激から守り、角質層の水分を保持する

◎多く含まれている食材:コンニャク、しらたき、大豆、黒豆、小豆、ひじき、ワカメなど

 

【α-リノレン酸・亜鉛】

・細胞分裂の手助けとなる

  ⇒α-リノレン酸は細胞膜を作る原料になり、

   亜鉛は細胞分裂に必要な酵素を働かせる助けとなる

・α-リノレン酸は、セラミドを作る原料となる

◎多く含まれている食材牡蠣のイラスト

α-リノレン酸:アマニ油・エゴマ油・魚油など

亜鉛:牡蠣、赤身の肉、卵黄、たらばがに、たらこなど

 

乾燥肌に効く食べ物は、手軽に食べられるものが多くありますね。

いろんな食材をバランスよく食べて、内側から潤っていきましょう!

紅葉のイラスト「クマ」

↓やまかわ薬局のHPはこちら

http://yamakawa-pharm.jp/

Page Top