こんにちは!
紅葉が待ち遠しいですね
今回のテーマは、「介護ストレス」です
介護ストレスとは、介護を行っている人(家族やヘルパー等の介護職)が感じるストレスのことを言います
特に家族の方が自宅で行う在宅介護は、ストレスの割合が高いと言われています
昔は、介護の平均期間は約半年と言われていましたが、現在は、10年以上介護をされる方も増えてきています
24時間年中無休で介護をされる家族の方は、介護がいつまで続くかわからないという不安感を持たれたり、常に心身の疲労感が抜けないという状態になってしまうことも少なくなりません
周囲が全く気付いていないことが、介護者にとってストレスとなっていることもあります
そのため、自分にとっての介護ストレスが何かを知っておくことが必要です!
介護ストレスの原因は、
・介護行為についてのストレス
・介護を受ける人の機能低下や病気進行に伴う喪失感
・介護を受ける人との人間関係、他の家族との関係
等があげられます
自分のストレスの原因が何かを知り、それに沿ったストレス解消法を見つけていきましょう
1.家族や親戚にSOSを送りましょう
家族等周囲が協力、理解してくれるかで介護の大変さが大きく変わります
家族や親戚へ積極的に介護の大変さを伝えましょう
まずは、家族や親戚の協力を得られるように呼びかけることが大切です
2.地域に頼りましょう
認知症のご家族を抱えている場合、知られたくないと思うのは自然なことですが、在宅介護をしていることを思い切って公表することで、気が軽くなります
近所の方にも協力してもらうよう呼びかけていきましょう
また、各自治体に設置されている地域包括支援センターでも相談を受け付けています
かかりつけの医院や薬局で相談にのってもらうこともおすすめです
地域と連携して、要介護者の方を見守っていきましょう
3.介護保険制度を利用しましょう
「難しそう」、「他人に介入されたくない」と制度を利用しない方もいらっしゃると思います
しかし、要介護認定を受けることで、様々な介護サービスが利用できるようになります
在宅介護を考えている方は、ショートステイやデイサービスを活用することで介護の負担が軽減できます
4.自分の時間を作りましょう
短時間でもいいので、介護を忘れられる時間を作りましょう
友人とお茶をしたり、買い物に出かける等楽しみを見つけましょう
旅行に行き、日常とは違う景色を眺めることもおすすめです
「毎週〇曜日の午後は自分に戻る時間」等と決めておくと、生活にも弾みがつきます
5.とにかく誰かと話しましょう
悩みを相談できる相手は必要です
家族はもちろんですが、同じような立場の友人がいるとさらに心強いです
同じデイサービスを利用している方に声をかけ、お友達になる等、悩みを共有できる人を増やしましょう
各地で、活動している介護者の会へ参加することもおすすめです
同じような立場の方と話すことで、情報交換もできます
6. 介護記録をつけましょう
介護記録を書くことにより、自分を違う角度から冷静に見ることができます
書くことで、要介護者の方の心身の変化も見えてきます
ちょっとした時間に、介護記録をつけてみてはどうでしょうか?
ストレスは小さなうちに対処しておくことが重要です!
これらをヒントにして、介護ストレスを軽減していきましょう!
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