夏の虫トラブル | やまかわ薬局

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2022年8月8日

夏の虫トラブル

みなさんこんにちは!

暑い日が続いていますね。夏は虫たちも多くなり、外出先での虫による皮膚トラブルなども

起こりやすくなります。今回は害虫の虫刺され対策についてお話ししたいと思います。

蚊に刺された人のイラスト

虫さされの原因となる虫は3種類!!

➀血を吸う虫

➁刺す虫

③咬む虫

 

血を吸う虫」の症状と対策

吸血虫には主に、カ、ダニ、ノミ、アブ、ツツガムシ、ブユ、トコジラミなどがあります。

吸われた後は赤く腫れ、かゆみを生じます。症状が軽くて小さく腫れている程度なら、5日ほどで自然治癒します

≪かゆみが強い場合の対処法≫

・虫の酵毒素を出す

吸われてから15分以内ほどで気が付いたときは爪を立ててつまみ、虫の酵素毒を刺された傷口から出すことにより

かゆみを抑える方法があります。しかし吸われてから30分後では効果があまり期待できません。

・冷やす

虫に吸われた場所は血管が拡張することにより、痒みを生じます。患部を冷やして血管を収縮し、血液量を減らすことで、かゆみを沈めます。また、冷やすことで虫の唾液が広がるのを防ぎ、免疫細胞が患部に集まるのを遅らせることが出来ます。神経伝達の速度も落ち、かゆみが低減します。

冷やし方

吸われてすぐであれば、石鹸で患部を洗うのが効果的です。石鹸はアルカリ性であるのに対し、虫の唾液は酸性なので、中和されます。流水で冷やすのであれば20~30分程度冷やすと効果があります。溜めた水では体温で水温が上がるので、流水で行うようにしましょう。ほかにも、保冷剤や濡れたタオルなどでも冷やせます。保冷剤を使う場合、タオルなどでくるむようにして直接当てないようにし、20~30分程度患部を冷やします。

※冷やす際の注意点!

小さな子に保冷剤などを当てる場合には、冷やしすぎないように注意が必要です。夜に保冷剤を巻き付けたまま寝てしまうと、凍傷を引き起こしてしまう場合もあります。

急速に冷やした血管は、急速にもとに戻ろうと冷やす前よりも拡張することがあります。そのため、お風呂に入る1時間前は冷やすのを控えましょう。

・甘いものを控える

砂糖などの糖質を体内で分解する際には、ビタミンが必要になります。ビタミンは痒みを引き起こす成分である

ヒスタミンを抑制する働きをもっており、肌にビタミンが不足してしまうと、痒みの抑制が機能しなくなっていきます。

≪腫れの対処法≫

・患部を温める

吸われてからすぐに温めることによって、虫の酵毒素を中和し、弱めることができます。晴れの抑制には40度~60度ほどの熱が必要となりますが、お風呂の時のような温度では、血行が良くなり、痒みが増してしまうので注意が必要です。少し熱めのおしぼりや、お湯を入れたペットボトルを約10分ほど患部に当てます。ほかにもドライヤーの温風やカイロ、シャワーの温水をあてるのも効果的です。火傷に気を付けて行いましょう。

 

刺す虫」の症状と対処法

刺す虫にはハチ、アリなどがあげられます。

ハチに刺されると起こる症状には局所症状全身症状があります。

➀局所症状

局所症状とは刺された周囲にだけ起こる症状のことで、刺された箇所に強い痛みを生じ、刺された箇所を中心に赤く大きく腫れます。腫れはしだいにかゆみへと移っていき、かゆみを伴うしこりのようなものになります。しこりがだんだんと小さくなり、消えるまでには約1週間ほどかかります。しかし、スズメバチやアシナガバチなどのハチに刺された場合は1年以上跡が残ってしまうことがあります。

➁全身症状

全身症状では刺された後に吐き気を生じたり、刺された部分だけでなく全身がかゆくなります。

(軽症)吐き気、めまい、発汗、ふるえ

(中等度)頭痛、嘔吐、喉のしびれや乾燥、息苦しさ

(重症)呼吸困難、意識障害、全身のじんましん、激しい動機、血圧降下

ハチの毒針にはアレルギー反応を引き起こす成分であるヒスタミンが含まれており、ハチ毒のアレルギーを持っている方は重度のアナフィラキシーショックを引き起こす可能性が高くなります。

怖い蜂のイラスト

 

 

 

 

≪ハチに刺された時の対処法≫

局所症状の場合               

➀ハチの針を抜く

ハチに刺された後は、皮膚にハチの針が刺さったまま残っていることがあります。その際には指で抜こうとせず、ピンセットで根本から引き抜くようにしてください。指で抜こうとすると、さらに毒が広がってしまうこともあるので注意してください。

➁毒を絞り出すように流水で洗い流す

刺された箇所から毒を絞り出すように、きれいな水で洗い流します。ハチの毒はタンパク質でできており、水に溶けやすい性質をもっています。そのため、なるべく大量の水で洗い流すようにしましょう。

※注意点!!

毒を絞り出すときに口で吸って毒を出すのはやめましょう!唾液に溶けてしまい、口の中から毒が入り込んでしまいます。

③虫刺され用の薬を塗る

刺された箇所がかゆく、赤く腫れているときには、抗ヒスタミン成分の入った虫刺され用の塗り薬を塗りましょう。

④患部を冷やす

保冷材やアイシングなどを使って患部を冷やしましょう。冷やすことで血管が収縮し、毒を吸収しにくくなったり、ハチの毒が血管の中に入るのを遅らせることができます。

ハチに刺されてからは最低でも1時間程度安静にしていましょう!

全身症状の場合

刺されてから15分以内に全身症状を感じた場合はすぐに病院に行くことが適切です。

≪アリの場合…≫

アリに刺されてしまうと、アリが持っている毒である「蟻酸」によって痛みや炎症、またかゆみを生じたり、水ぶくれになってしまうこともあります。この蟻酸は強力でハチに刺された時と同じように何度も刺されてしまうと、アナフィラキシーショック(アレルギー反応)を起こしてしまう場合があります。

アリに刺された時もハチの時と同様に、流水で洗い流し、患部を冷やしましょう。また、必要であれば抗ヒスタミン成分の薬を塗りましょう。

 

咬む虫」の症状と対処法

咬む虫で代表的なのはクモです。クモにかまれた場合は一時的に痛みを生じますが、数日たてば自然となおることが多いです。しかし患部の症状のみで収まらず、全身に症状が出る場合もあります。

(軽症)咬まれた部分が針で刺されたような痛みを感じた後、今度は鈍い痛みが持続します。咬まれた周辺が赤くなり、熱を持ちます。水ぶくれになってしまうこともあります。毒の弱いクモであればしびれや腫れを伴ったとしても長引くことはありません。

(中等度)軽症の時よりも、痛みや腫れが拡大していき、咬まれた部位に発汗や、鳥肌、またその周囲に筋肉痛を生じることもあります。

(重症)全身に鳥肌や発汗が見られ、頭痛、吐き気、嘔吐、発熱、倦怠感、不安感などを生じることがあります。咬まれた患部から離れたところにも筋肉痛が生じて動機や頻脈もみられます。また血圧が急激に下がり、ショック状態を生じる危険性もあります。小さな子供や、高齢者で重症化しやすいので注意が必要です。

≪クモに咬まれた時の対処法≫

・洗う

石鹸を使用して流水でしっかりと洗いましょう。

・冷やす

痛みや腫れが強い場合は、保冷剤や冷却シートで十分に患部を冷やしましょう。

ほとんどの場合は数日から数週間で症状が治まりますが、患部だけでなく、全身に症状が出てしまった場合はすぐに医療機関を受診しましょう。

 

アレルギー反応に注意!!

虫に刺された人が以下のような症状が出た場合はアレルギー反応である可能性があります。すぐに救急に連絡をしましょう。

✔呼吸困難

✔大量の発汗

✔吐き気                       

✔ひきつけ

✔気を失いそうになる

✔喉が固く張り、嚥下が困難になる

痒い男の子のイラスト

~抗ヒスタミン成分を含む塗り薬~

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液体ムヒS2α

抗ヒスタミン成分であるジフェンヒドラミン塩酸塩が含まれており、かゆみを沈めます。

やまかわ薬局でも取り扱っておりますので、お気軽にお声がけください!!

 

まだまだ暑い日が続きますが、虫トラブルを予防、対策して元気に過ごしましょう

 

 

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