こんにちは!
摂食・嚥下とは、食べ物を認知し、口・のど・食道を経て胃に至るまでの過程を言います
加齢により嚥下機能が低下すると、うまく飲み込めなくなり、誤嚥(食べ物や飲み物が気管に入ること)を生じることがあります
通常、食べ物は食道へ、呼吸した空気は気管へと送る仕組みになっており、私たちの身体は嚥下する時に気管に蓋をして誤嚥しないようにしています
健康な人では当たり前に行われていますが、加齢に伴いこれらの機能が低下する事があります
高齢者の方は、誤嚥により肺炎を引き起こす可能性もあるため、注意しなければなりません
高齢者の肺炎のうち、誤嚥性肺炎の割合は、60歳代で約40%、70歳代で約60%、80歳代で約80%という報告もあります
そのため、予防策をとることが大切です
まずは、摂食・嚥下機能が低下していないかチェックしてみましょう
皆さんはいくつあてはまりましたか?
こういったことが増えたら、摂食・嚥下障害を疑ってみましょう
摂食・嚥下障害は、トレーニングで予防や改善ができます
誤嚥の予防にもなるので、食事の前にトレーニングを行ってみましょう
◎深呼吸・腹式呼吸
鼻から息を吸い口から吐く。吸う時にお腹が膨らむようにし、吐く時にへこむようにしましょう
むせの力が強くなり、誤嚥をした場合でも排出しやすくなります
◎首をゆっくりと左右に回す
◎肩を上げ下げする
◎口を閉じ、頬を膨らませる
◎舌を出す・引っ込める
など、首から舌まで、しっかりと動かしましょう
緊張をとり、飲み込む時の筋肉運動をスムーズにします
パ行、タ行、カ行、ラ行、マ行を繰り返し発音してみましょう
発音する時に、食べ物を飲み込む時と同じ器官(口、舌、のど等)を使うため、器官を鍛えることができます
無理なく、簡単にできるものあるので、ぜひ試してみてください
年末年始休業のお知らせ
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