みなさんこんにちは!
突然ですがみなさんは、朝ごはんは毎日食べていますか?
朝は忙しかったり、起きるのが辛かったりで、簡単に済ませたり、全く食べないという方も多いのではないでしょうか?
実は朝ごはんをしっかり食べることは、とても大切な意味を持っているんです!
朝食の大切さについて
朝ごはんには睡眠中に低下した体温を上昇させ、1日の始まりに脳や身体機能をウォーミングアップさせる効果があります。
朝ごはんを抜くと、朝起きた時のエネルギー代謝が低い状態が午前中続くことになります。これでは、仕事の能率も勉強の集中率も上がりません。
朝ごはんに炭水化物とたんぱく質などを摂取することで、体は体温を上げようとしたり、体内のリズムを整えたりしてくれます。
これによって仕事や勉強の効率が大きくUPします。また、しっかりと朝ごはんを食べることで、胃腸が動き出すようになり、スムーズな便意を促します。
朝ごはんを食べないと、勉強や仕事のパワーが出るのが昼食後になってしまい、夕方や夜に最高潮を迎え、夜更かしすることにも繋がっていきます。
朝ごはんを食べれば、生活リズムも整っていくのです。
朝ごはんは体にとって一日のはじまりを知らせてくれる目覚まし時計のような役割を持っているといえます!
朝ごはんとホルモンの関係
朝ごはんを食べることで、質の高い睡眠を取ることもできます。
生活リズムが整うと、夜になると睡眠ホルモンのメラトニンが分泌されて、自然と眠りにつくことができるのです。
睡眠中の脳は、昼間の経験や記憶を整理するとも言われていて、朝ごはんを食べて生活リズムを整えることが学習や体調にも好影響があります。
また、早起きをして朝の光を浴びることも大切です。日光を浴びると、交感神経をコントロールするセロトニンが分泌され、代謝が上がり、しっかりと目覚めることができます。
タンパク質を中心とした朝ごはんをとることで、日光を浴びた時にセロトニンを分泌させることができます。
朝食の欠食は生活習慣病のリスクを高める?
朝食抜きの習慣は生活習慣病のリスクを高めることも明らかになってきました。
朝食を欠食すると、昼食・夕食を欠食した場合よりも栄養バランスが偏りやすいことが分かりました。
また、肥満や脳出血など、生活習慣病のリスクを高める可能性も示されています。
生活習慣病 | 誘因となる食習慣 |
---|---|
肥満 | 過食、脂肪の過剰、食物繊維の不足、朝食欠食、夜食 |
高血圧 | 肥満 、食塩の過剰、食物繊維・カリウム・マグネシウムの不足 |
高脂血症 | 肥満 、脂質(特に飽和脂質とコレステロール)と糖分の過剰、食物繊維の不足、朝食欠食 |
糖尿病 | 肥満 、過食、脂肪の過剰、食物繊維の不足 |
バランスの良い朝食のポイント
1.ごはんやパンなどのでんぷん質を含む「炭水化物」
<例> ごはん・パン・めん・イモ類・シリアルなど
脳はでんぷんや砂糖が分解されてできるブドウ糖を消費して活動しています。集中力アップのためにも大切なエネルギー源の一つです。
2.牛乳やヨーグルト、チーズ、卵などの良質な「たんぱく質」
<例> 肉・魚・乳製品・納豆・豆腐など
たんぱく質は筋肉や臓器をつくる栄養素の一つで、体内時計をリセットする働きもあります。また、栄養素を体に運びます。
朝の体温を上げて、体を目覚めさせましょう!
⒊野菜やくだものなどの「ビタミン、ミネラル類」
<例> 野菜・果物・海藻など
体に活力をつけるため、また、脳がブドウ糖を消費させるときに欠かせません。
毎食の食事バランスに気をつけるようになってきたら、一日での食事バランスも考えていくと良いでしょう。
そして、毎日の食事が夕食などの1回の食事に偏らずに3回に配分ができれば、生活のリズムも整い、気持ちの良い毎日を過ごせるようになるでしょう!