みなさんこんにちは!
じめじめとした、梅雨の季節がやってきましたね。
梅雨の時期になると頭痛、肩こり、むくみ、倦怠感など
不快な症状が現れるという方も多いのではないでしょうか。
このような梅雨時におこる不調を「梅雨だる」といいます。
気圧の変化や寒暖差が激しく、体と心にストレスがかかり、
自律神経が乱れてしまうことが原因のようです。
今回は、梅雨を元気に乗り切るために
摂りたい栄養素についてお伝えします。
★ ビタミンB1
糖質を分解し、エネルギーに変えるときに必要な栄養素です。
不足すると、乳酸(疲労物質)が溜まり、疲労感の原因に。
豚肉(もも、ロース、ヒレなど)、鮭、かつお、ぶり
玄米、発芽米、大豆・豆製品、卵、牛乳、枝豆など
野菜をぬか漬けにすると、ぬかのビタミンB1が
野菜に移るので、夏はぬか漬けがおすすめです。
また、にんにくやネギなどに含まれるアリシンは
ビタミンB1の吸収を助ける働きがあります。
組み合わせて食べると、良いですね!
★ ビタミンB2
糖質や脂質、たんぱく質をエネルギーに変えるときに必要で
ビタミンB1とともに、疲労回復に欠かせない栄養素です。
魚介類、卵、牛乳・乳製品、納豆、緑黄色野菜、きのこ類など
★ クエン酸
疲労回復や、血液のめぐりをよくする働きがあります。
むくみにも効果的です。
かんきつ類、酢、梅干しなど
また、クエン酸は唾液や胃液の分泌を促すため
この時期の食欲不振にも効果があります。
★ カリウム
筋肉の働きをコントロールするので、不足すると
脱力感や、倦怠感を引き起こすことがあります。
また、利尿作用があり、むくみ解消にも役立ちます。
きゅうり、すいか、とうもろこし、アボカド、納豆、きのこ類など
★ 鉄
酸素を運ぶヘモグロビンを構成する成分です。
体に酸素を運ぶ働きがあるので、不足すると疲れやすくなります。
鉄には、吸収率の高いヘム鉄と、
吸収率の低い非ヘム鉄があります。
吸収率の低い非ヘム鉄は、動物性たんぱく質や
ビタミンCと一緒に摂ることで吸収率が良くなります。
ヘム鉄:赤身肉、レバー、魚介類など
非ヘム鉄:小松菜、ほうれん草、納豆など
梅雨だるが長引くと、夏バテにつながることも・・・
食生活の改善はもちろん、適度な運動や
睡眠をしっかりとることも、大切なポイントです。
夏本番を迎える前に、しっかりと梅雨だるを
解消しましょう!
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