みなさんこんにちは
梅雨の季節は湿度が高く、気温の変動も激しいため、体調管理が難しい時期です。
この時期に特に注意する事、摂りたい栄養素についてお話いたします。
1.梅雨時の体調管理の注意点
まず、梅雨の時期には湿気が多くなるため、汗をかきやすくなります。
これにより、体内の水分とミネラルが失われやすくなります。
特に注意していきたいことが・・・
水分補給
湿気が多くても体内の水分は失われます。
こまめな水分補給が大切です。
特に汗をかきやすいこの時期は、単なる水だけではなく、スポーツドリンクなど
電解質を含む飲料がおすすめです。
カフェインの多い飲み物は利尿作用があり、逆に体内の水分を失う原因になるため控えましょう。
十分な休息
梅雨の時期は気圧の変化が激しく、体がストレスを受けやすいです。
気圧の低下は体に負担をかけ、頭痛や倦怠感を引き起こすことがあります。
十分な睡眠と休息を心掛けることで、体の抵抗力を高めましょう
リラックスするために、就寝前には温かいお風呂につかるのも効果的です。
適度な運動
梅雨時期は外出が億劫になりがちですが、適度な運動は体調を整えるために重要です。
家の中でできる軽いストレッチやヨガ、体操を取り入れ、血行を良くしましょう。
運動することで気分もリフレッシュし、ストレス解消にもつながります。
2.梅雨に取りたい栄養素
体調を整えるためには、バランスの取れた食事が欠かせません。
特に、以下の栄養素を意識して摂取することをお勧めします。
ビタミンC
抗酸化作用があり、免疫力を高めます。
かんきつ類やキウイ、パプリカなどに多く含まれます。
ビタミンCは水溶性で体内に蓄積されにくいので、毎日適量を摂取することが大切です。
ビタミンB群
エネルギー代謝を促進し、疲労回復に役立ちます。
豚肉、魚、卵、大豆製品などに豊富です。
ビタミンB群はストレス軽減にも効果的で、気分が落ち込みやすい梅雨時期には特に必要な栄養素です。
亜鉛
免疫機能を正常に保つために必要です。
牡蠣や牛肉、レバー、うなぎなどに含まれています。
亜鉛は細胞の新陳代謝を助け、体調を整える働きがあります。
マグネシウム
ストレスを制限し、筋肉の緊張を和らげます。
アーモンドやほうれん草、バナナなどが良い供給源です。
マグネシウムは神経系の働きをサポートし、リラックス効果があります。
食物繊維
腸内環境を整え、免疫力をサポートします。
野菜や果物、全粒穀物に多く含まれています。
特に発酵食品(ヨーグルト、キムチ、納豆など)と組み合わせることで、腸内の善玉菌を増やし、
腸内環境を整える効果が期待できます。
お食事アドバイス
梅雨の時期は食欲が落ちやすいですが、これらの栄養素をバランスよく摂取することで、
体調を整え、元気に過ごすことができます。
食事例として・・・
朝食 フルーツとヨーグルト、全粒パンに卵やハムを添えて
昼食 豚肉と野菜の炒めもの、玄米ご飯、みそ汁
夕食 魚のグリル、ほうれん草の胡麻和え、納豆、ご飯
最後に・・・
体調を崩しやすいこの季節を健康に過ごすために、
日々の生活習慣を見直し、必要な対策を取り入れてみてくださいね