毎年5月の第2日曜日、今年は5月14日が「母の日」になります
母の日といえば「カーネーション」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?
そもそもなぜ、母の日といえばカーネーションなのでしょうか
諸説ありますが、有名なのはアメリカの女性活動家アンナ・ジャービスにまつわるエソードです。
アンナ・ジャービスは、尊敬する母親の追悼式の祭壇に「母が好きだった」カーネーションを飾りました。
そしてのちに「母の日」の設立に助力したことから、カーネーションは、母の日の花とされるようになったそうです。
カーネーションは赤やピンクが主流ですが、他にも様々な「色」と「花言葉」があります。
色ごとにご紹介していきましょう。
あか
『深い愛』『母への愛』『母の愛』『感動』
赤色のカーネーションの花言葉は、「深い愛」。その他にも、母の日に贈られる定番の色なことから
母親や女性の愛情を表す花言葉をいくつももっています。情熱的で真っ直ぐな女性へのプレゼントにおすすめです。
しろ
『純粋な愛』『私の愛は生きています』『愛の拒絶』『尊敬』
「純粋な愛」と「愛の拒絶」という正反対の意味をもつのが、白いカーネーションです。
もともと、母親をなくした子供がつけていたとされる色なので、母の日のプレゼントにはそぐわないと考える人も多くいます。
ただ、清潔感があることから、白を好きな女性も多くいます。ポジティブな花言葉をもつ花と合わせるのがおすすめです。
むらさき
『気まぐれ』『移り気』『誇り』『気品』
女性らしい強さをもつ方への贈り物なら、「気品」という花言葉をもった紫色のカーネーションがおすすめ。
ただ、「気まぐれ」などネガティブな花言葉もあるので、メッセージカードを添えて渡すと誤解を与えずにすみますよ。
また、紫色といっても赤やピンクに近いものなど様々。カーネーションを送りたい相手に合った紫色を選びましょう。
オレンジ
『純粋な愛』『あなたを熱愛します』『清らかな慕情』
オレンジ色のカーネーションがもつ花言葉は、「純粋な愛」などポジティブなものばかり。
どちらかといえば、恋人に向けた花言葉といえます。これを機に旦那様から奥様へ送っても素敵ですね。
ピンク
『女性の愛』『熱愛』『美しい仕草』『感謝』『上品・気品』『暖かい心』
ピンク色のカーネーションには、「女性」を褒める花言葉がたくさんあります。
また、ピンク色自体も女性的な雰囲気をもっていることから、どんな女性へのプレゼントにもぴったり。
他の花色と合わせて、華やかな花束を作ることができますよ。
あお
『永遠の幸福』
青いカーネーションは、白いカーネーションに青色の水を吸わせたタイプと、ムーンダストといわれる、1980年代から開発され
1995年に遺伝子組み換え技術によって世界で初めて創りだされた青紫色のカーネーションのことです。
青色の花を咲かせるのはとてもむずかしく、その淡くはっきりとした青色は、「開発がむずかしく、もし作れたなら一生幸せになれる」という
研究者たちの長年の思いから「永遠の幸せ」という花言葉がつけられました。
ムーンダストとは日本のサントリーフラワーズとオーストラリアの植物工学企業が共同開発して作ったもので、「永遠の幸福」という
花言葉とともに日本では1997年から発売されはじめました。
生花店ではあまり見かけませんが、最近では2009年に「アクアブルー」という、一番淡い青紫色の品種も発売されました。
みどり
『癒やし』『純粋な愛情』
緑色のカーネーションには、「癒やし」という花言葉がつけられています。
観葉植物が緑の葉っぱをつけて癒やしを与えてくれるように、緑色には人の気持ちを和らげてリラックスさせる効果があります
いつも優しく、おだやかな女性におすすめの花色です。
レインボー
『感謝』
虹色のカーネーションは、別名レインボーカーネーションと呼ばれ、「感謝」という花言葉をもっています。
品種改良に初めて成功したのはオランダで、白色のカーネーションに虹色の水を吸わせて色付けされたといわれています。
個性的なカーネーションを送りたい方におすすめです。
普段は恥ずかしくてなかなか言葉にできないことも、花言葉に気持ちを込めてみるのも素敵ですよね。
いつも頑張っているお母さんや奥様にプレゼントしてみてはいかがですか?