こんにちは。皆さまゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?
晴れの日が多く、お出かけ日和が続いていますね。
気温が高い日が続いているので今日は熱中症についてお話ししたいと思います。
熱中症は、気温が高いことなどで、身体の中の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体の調整機能が正常に働かなくなることによって引き起こされます。
人の身体は、常に熱を作り出す一方、汗をかいたり、皮膚から熱を逃がすことで、体温の上昇を抑えています。
このような体温の調節機能がうまく働かず、体内に熱がこもり、体温が異常に上昇すること熱中症はで起こります。
スポーツをするときの飲料は、0.1~0.2%の塩分を含んだものが有効です。スポーツドリンクの場合は、100ml中ナトリウムが40~80mg(食塩が0.1~0.2g)含有されているのが目安です。運動量が多い場合は、適度な糖分を含んでいる方が疲労回復に役立ちます。
やまかわ薬局では手軽に水分を補給できるポカリスウェットの500ml (130円)と250ml(110円)のサイズと、脱水気味の時におすすめな水分と塩分・糖質の配合バランスを考慮した補水液OS-1の500ml(170円)と200g(170円)のゼリータイプを置いています。店頭では冷蔵ですが、常温も置いていますので、購入時におっしゃってください。
他にもひんやりグッズなども置いていますのでご覧になってください。
続いて、大人よりも熱中症になりやすい子どもの熱中症についてお話します。
子どもの熱中症は、乳幼児は自宅と屋外での発生が多く、児童・生徒は学校での運動中に多く発生しています。特に乳幼児は、大人よりも熱中症になりやすいので日頃から注意し、涼しくする配慮をしましょう。
〇大人より暑さに弱い
乳幼児や小児は体温調節機能が未発達です。特に汗をかく機能が未熟で、体に熱がこもりやすく、体温が上昇しやすくなります。特に、気温が体表温度より高くなると熱を逃がすことができず、反対に周りの熱を吸収するおそれもあります。
〇照り返しの影響を受けやすい
大人よりも身長が低いため、地面から照り返しの影響を強く受けます。このため、大人が暑いと感じているとき、子どもはさらに高温の環境下にいる事になります。大人の顔の高さで32度の時、子どもの顔の高さでは35度くらいあります。
〇自分では予防策がとれない
特に乳幼児は、自分で水分を補給したり、服を脱ぐなどの暑さ対策ができないことも熱中症への危険を高めます。水分や塩分の補給は保護者によって行われるため、保護者の対応が不適切だとリスクが高くなります。また、遊びに熱中してしまい、暑いのを忘れて熱中症になる場合もあります。
今回は子どもについてお話ししましたが、次回は高齢の方に多い室内での熱中症についてお話ししたいと思います。
これからもっと気温も上がり、暑い日が続くと思います。こまめに水分補給をして体調を整え、楽しい夏を過ごしましょう。
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