昼間と夜間
の温度差があると、体調を崩しやすいですよね。
頭痛や体のだるさなど様々ありますが、代表的なのは風邪をひいてしまうことが多いのではないでしょうか?
では、「自分は周りの人より風邪をひきやすいなぁ」と思ったことはありませんか?
その理由をご紹介していきましょう。
風邪をひきやすい人の特徴
免疫機能の低下
免疫機能が低下することで、外から侵入してくるウイルスや細菌を撃退することが困難になります。
自律神経の乱れ
自律神経は、心臓を動かすこと、発汗作用、胃の中で食べ物を消化するなど
自分が意識して調節することができない神経の機能に関与しています。
全身の体温の調節にも関わっており、体温が上がると熱を下げるために発汗させ、体温が下がると震えることで
熱を出すなどの指示を体に送ります。
しかし、気温差が激しい、昼夜逆転の生活や暴飲暴食、疲労や不眠、騒音といった精神的・肉体的ストレスは自律神経の乱れにつながります。
自律神経と免疫機能は相互に影響を与えながら私たちの体を守っているので、自律神経が乱れてスムーズに機能しなくなると
免疫力も低下して風邪をひきやすくなります。
ストレス
日々ストレスを感じる環境下にいることで、体の中でストレスホルモンが多く分泌されるようになります。
このストレスホルモンの分泌量が増加するに連れて、免疫機能が低下しやすくなります。
そして免疫機能のみに留まらず、精神面においても不安定にあり、短気になりすぐにイライラしてしまうようなことがあります。
虚弱体質
大きな病気もしたことがないのに、しょっちゅう体調が悪くなる、疲労感が抜けないなど体の不調がある人の事です。
そういった方はウイルスや細菌に対して抵抗する力がないため、風邪を引きやすくなります。
風邪をひきにくくするには?
強い免疫力をつける
風邪をひきにくい人のほとんどは免疫力が高いことです。
もし病原体が体内に入ってしまっても免疫システムが効果的に働きます。
免疫システムを高めるには、質の良い睡眠を6~8時間とる、適度な運動をする、バランスの取れた食事をとる事で高められます。
ビタミンC、ビタミンD、亜鉛の摂取で風邪を引きにくくなることが報告されています。
特にビタミンDは免疫に関わる働きなどが明らかになり最近注目されています。
ビタミンDは日光を浴びると皮膚で合成されますが、多く摂取できる食品が魚やきのこ類
しかなく
冬には日照時間の減少で多くの日本人が不足の状態にある栄養素です。
日常的に日焼け対策をしている、外出を控えがちな生活など、ビタミンD不足の心配がある方には積極的な摂取をおすすめします。
ストレスを溜め込まない
ストレスを溜めないように休息をしっかりとり、リラックスすることで自律神経を整えます。
ご自身のリラックスする方法を見つけて、ストレスや不安を感じたらなるべく早めに発散させてください。
マスク、こまめな水分補給
空気の乾燥と共に喉の粘膜も乾燥します。
風邪などのウイルスは、人の口や鼻から吸い込まれ、体内に入り込むことで感染を引き起こします。
気管支内に侵入したウイルスなどの異物は、粘膜で覆われた繊維状の線毛によって外へと追い出されてしまうのが通常です。
しかし水分が不足して粘膜が乾燥してしまうと線毛の働きが弱まり、異物が体内へと入りやすくなってしまいます。
こまめな水分補給で喉をうるおし、マスクを付けてウイルスを侵入させないようにしましょう。
衣類で体温調節をする
体温が低下すると免疫力が低下することが知られています。
体の冷えで免疫力が低下しないよう、寒さを感じるときは衣類などで適度に体を保温することも大切です。
手洗い、うがい、アルコール消毒
帰ったら家の中にウイルスをまき散らす前にまず、手洗いとうがいをしましょう。
外出先で手が洗えないときには携帯用のアルコール消毒を持っておくと便利ですよ。
いかがでしたか?
風邪をひきにくい人はちゃんと予防と対策をしています。
もし風邪をひいて病院で薬をもらっても症状を抑えることはできますが、だるさや熱っぽさなどがなくなって
元の状態に回復するには、最低でも1週間はかかります。
これから忙しい年末年始、受験の追い込みが待っていますので、風邪をひかないことに越したことはありません。
健康な身体で残りの2023年を乗り越えましょう