みなさんこんにちは!
みなさんは料理やお菓子作りをする際、どんな砂糖を使用していますか??
砂糖には白砂糖や黒糖、三温糖などさまざまな種類がありますが、
一般的には真っ白な「白砂糖」がいろんなシーンで使われていると思います。
しかし今回は、実は栄養が秘められている「黒糖」についてお伝えしていきます!!
黒糖とはどんな砂糖?
黒糖の主な原料はさとうきびです。
さとうきびの絞り汁を加熱し、
煮詰めて水分を蒸発させ濃縮したものを、冷やして固められたものが黒糖です。
その過程で粗糖や糖みつなどを加え成分が調整されたものは加工黒糖と呼ばれます。
黒糖と白砂糖の違いは?
黒糖はさとうきびの絞り汁を煮詰めただけのものなので、さとうきびの栄養が多く残っています。
一方、白砂糖はそこから糖分のみを残すように精製されているので風味のクセが少ないですが炭水化物以外の栄養はほとんど残っていません。
黒糖は栄養や風味がしっかり残り、白砂糖はシンプルに甘さだけを感じる砂糖になっています。
黒糖にはどんな栄養・メリットがある?
①ミネラルが含まれている
黒糖には、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが含まれています。
その中でもカリウムは、黒糖100gあたり1100mgと豊富に含まれており、
体内にある過剰な塩分の排出を促し、むくみ予防に期待ができます。そして高血圧も防いでくれるはたらきがあります。
また、カルシウムやマグネシウムは骨の成長に関わっていて、健康で丈夫な骨をつくる手助けをしてくれます。
②エネルギー補給ができる
「疲れた時には甘いものが食べたくなる」これはみなさん一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
そんなときこそ黒糖です。黒糖はエネルギーの元となるブドウ糖に素早く分解されるため、
エネルギーが脳へ短時間で届き、疲労を回復させてくれるはたらきがあります。
疲れたなと思った時には黒糖をひとかけら食べてエネルギーチャージをしましょう!
どんな料理に黒糖がおすすめ?
【 おかず 】
肉じゃが 豚の角煮 かぼちゃ煮 など
お鍋などでじっくりと煮るおかずに黒糖を使用することで、
白砂糖を使用するときと比べて、黒糖ならではの甘みや深みのあるコクが出ておすすめです♪
【 スイーツ 】
わらび餅 ミルクティー クッキー 蒸しパン など
スイーツでは黒糖の風味をダイレクトに感じることができます。
和洋問わずさまざまなスイーツに活用できるので、料理の幅が広がります♪
いかがでしたか?
黒糖はミネラルが不足しがちなこれからの夏にぴったりなことが分かりました。
料理でいつも白砂糖を使っている方は、栄養豊富な黒糖に置き換えてみるのも良いかもしれません。
しかし、砂糖であることには変わりないので摂取のしすぎは注意してくださいね!!
黒糖にはハチミツと同じようにボツリヌス菌が潜んでいる可能性があるため、
お子さんには1歳を過ぎてから与えることが推奨されているので気を付けましょう!