みなさんこんにちは。
台風の影響なのか天気が良くない日が続いていますね。
クーラーをつける時間もだいぶ減ってきました。
季節の変わり目なので体調を崩さないように気を付けてくださいね。
前回に続いて低GI食品の紹介をしていきたいと思います。
GI値は、糖質量や消化のスピードなどで決まります。GI値が低い食べ物ほどゆっくりと吸収されるためブドウ糖がおだやかに取り込まれ、血糖値の上昇もゆるやかになります。
急激な血糖値上昇を引き起こす食生活を続けると、内臓脂肪型肥満の原因や、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの、「メタボリックシンドローム」の危険性を高めることになります。
このような状況にならないためにはインスリンを過剰に分泌させないこと、つまりは血糖値を急激に上げないこと意識する必要があります。そこで低GI値の食品がポイントになってきます。
GI値が低い食品の傾向とは?
米や麦などの食材は精白されているものよりもされていないものの方が、食物繊維やミネラルが残っているためGI値が低くなります。
白米>玄米、食パン>全粒粉パン
果物にも多く食物繊維が含まれていますが、ジュースにすると食物繊維が細かくなったり、取り除かれたりするのでそのまま食べましょう。また、食後に食べると血糖値が上昇してしまうので間食として食べることをおすすめします。
GI値 | 食品名 |
高GI食品(GI値70以上) | じゃがいも、にんじん、パン、お米、コーン、コーンフレーク、うどん、餅、インスタントラーメン、砂糖を使った甘いもの全般など
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中GI食品(GI値56~69) | 全粒粉製品、そば、パスタ、中華麺、素麺、おかゆ、玄米、さつまいも、栗、かぼちゃ、バナナ、すいか、パイナップル、アイスクリームなど
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低GI食品(GI値55以下) | 玄米、野菜系(特に葉物野菜など)、果物類全般(特に柑橘系など)、キノコ類全般、海藻類全般、豆・ナッツ類全般、春雨、牛乳、ヨーグルトなど
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※GIは指標のひとつです。GI値の多くは食品単品で算出しています。食品の組み合わせや調理法でGIも変わります。実際の食事ではさまざまな食品を組み合わせて食べますので、あくまでGI値は目安として考えてください。
その他にも普段の食事で気を付けたいことや運動低GI値食に加えて運動も併用することをお勧めします。
よく噛む、ゆっくり食べる、食べる順番も大事です♪
食事は野菜を食べてから肉や魚、ご飯やパンといった順番で食べていくと血糖値の急上昇を抑えることができます。
食後30分~1時間に週2~3回くらいのペースで行うのがいいでしょう。
ウォーキングや軽いジョギング、サイクリング、水泳など、運動をする前後には準備運動や整理運動も忘れずに(*^^*)
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