みなさんこんにちは!
12月に入り、冬本番という季節となりました。
この季節に悩まされるのが「手足の冷え」ではないでしょうか?
手袋や靴下を身に着けていても、温まるのに時間がかかりますよね。
また、就寝時に手足が冷えてなかなか寝付けないといったことはありませんか?
今回は、冬の冷え性の原因と対策についてご紹介します。
冷え性の原因
私たちのからだには体温を37℃前後に保つ働きが備わっています。しかし、寒い冬は身体を冷やさないように、
からだの中心部に血液を集中させ、体温を維持しようとするため、からだの末端部分である手先や足先には血液が行き渡りにくく、
温まりにくいのです。
また、からだの疲れやストレス、睡眠不足などといった自律神経の乱れが起こっていると、体温調節が正常に機能できず、
手足の血流が悪くなってしまいます。
近年では、気圧や気温などの気象変化もからだにとってはストレスとなり、自律神経の乱れを引き起こすことがあるそうです。
さらに、筋肉量が少ないことによるからだの熱量や血流量が少ないことも、からだの冷えやすさに繋がります。
一般的に男性や運動している方よりも、女性や運動不足の方のほうが筋肉量が少ないため冷えを感じやすくなります。
加えて、女性はホルモンバランスの乱れにより、生理前や生理中、更年期の際に血流が悪くなり冷え性が悪化することがあります。
冷えを招く5つのNG習慣!
1.ストレス
ストレスのせいで自律神経のうち交感神経が優位になると、血管が収縮してからだが冷えやすくなります。
2.入浴はシャワーで済ませる
シャワーだけだと、当然体が温まりません。結果、睡眠の質が低下し、さらに冷えの原因になってしまいます。
特に寒いこの季節は、湯船に浸かってからだを十分に温めることが大切です。
3.運動不足
運動不足や過度なダイエットなどで筋肉量が減ると、それに伴い冷えを感じやすくなります。
筋肉は、体の熱をつくり出す働きがあります。その量が減ることで熱の産生量が減ってしまいます。
短時間でも軽い運動をできるだけ毎日おこなったり、過度なダイエットを避けるなどで対策することが重要です。
4.水の飲みすぎ
汗をかくのが減った冬は、夏に比べて水分補給を怠りがちです。
だからといって、過度な水分補給は、かえってむくみや冷えの原因になります。
水は、のどが乾いたときに飲めば十分ですので、なるべく飲む頻度を控えましょう。
5.たんぱく質の不足
たんぱく質が不足して筋肉が減ると、熱量も低下します。炭水化物寄りの食生活には注意して、
バランスの良い食事を心がけましょう。
冷え性対策のポイント
◎からだを温める食材を積極的に摂ろう!
<からだを温める食べ物のおすすめ>
・ねぎ、玉ねぎなどの野菜
・しょうが、にんにく、唐辛子、シナモン などの香辛料
<からだを冷やす食べ物>
・ナス、きゅうり、トマト等の夏が旬の食材
・バナナ、マンゴー等の温かい地域で育つ食材
・揚げ物等の油を多く使用した料理
◎服装を工夫しよう!
暖かさを保つためには体から放出される熱を留めることが大切です。
着る順番は①吸湿発熱効果のある肌着(ヒートテック素材等)→②空気をたくさん含む衣類(セーター、フリース等)→
③風を通しにくいアウター をおすすめします。
室内でも裸足は避けましょう。特にフローリングは冷えやすいので、スリッパや靴下を履きましょう。
保温性の高い靴下は足に汗をかいて不快に感じることや、かえって足を冷やす原因になることがあります。
また、深い眠りを妨げることがあるため、ベッドに入る直前には靴下を脱ぎましょう。
◎効率的な入浴をしよう!
入浴は就寝前(体が冷めない時間)にしましょう。手足も温まって入眠しやすくなります。
お風呂上がりの水分補給は、しょうが湯、ホットミルクなど体が温まるものを選びましょう。
しょうがの辛みが苦手な人は、はちみつや氷砂糖をプラスするのもおすすめです!
◎適度な運動を心がけよう!
ウォーキングやストレッチなど、毎日続けられる運動を取り入れてみましょう。
夕方から夜(就寝の3時間くらい前)の運動が効果的です。睡眠は脳の温度が低下するときに、出現しやすくなります。
就寝の数時間前に運動を実施し、脳の温度を一時的に上げることで、
ベッドに入ったときの脳の温度の低下量が大きくなり、快眠を得られやすくなります。
しかし、就寝直前の運動は、体を興奮させてしまうため控えましょう。
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みなさん、いかがでしたか?
今回ご紹介した冷え性対策をぜひ参考にして、今年も寒い冬を乗り越えましょう!