唇の乾燥、荒れる原因 | やまかわ薬局

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2024年1月23日

唇の乾燥、荒れる原因

みなさん、こんにちは。

みなさんは唇のケアは何かされていますか?

冬は特に乾燥しやすくカサカサになったり、荒れたりすると痛くなったり、見た目もボロボロになってしまって憂鬱ですよね。

というわけで、今回は唇についてお話していきたいと思います。

 

 

唇が乾燥、荒れやすい原因とは?

 

・舐める

乾燥した唇を舐めて補おうとする人はかなりいると思いますが、これが唇を乾燥させる原因です。

舐めることで唇の内部にある水分が蒸発しやすくなり、唇を保護する油分を取ってしまうため乾燥しやすくなってしまいます。

・こする、皮を剥く唇を噛んだ人のイラスト

口元をティッシュペーパーなどでゴシゴシ擦ってしまうと、摩擦で唇を傷めてしまい、その結果荒れてしまいます。

また、気になるからと唇の皮を歯や手で剥いてしまうのもNGです。

・紫外線

唇にはメラニンをつくるメラノサイト細胞が少ないので、紫外線にとても弱く、炎症を起こしやすくなっています。

また、バリア機能も弱いため、外部からの刺激を受けやすい部位です。

・水分不足のどが渇いた人のイラスト(男性)

唇の皮膚細胞はターンオーバーが3~4日と早いため、正常な角層をつくる準備が不十分になりがちで、水分を保ちにくくなっています。

空気が乾燥する今の時期や、体が水分不足のときは一段と乾燥しやすくなっています。

・生活習慣の乱れ食べ過ぎの人のイラスト(男性)

過度な飲酒、喫煙、栄養バランスの乱れ、ストレスなどは唇が荒れる原因になります。

生活習慣が乱れると食生活も偏ったものになり、ビタミン不足に繋がります。

 

 

乾燥、荒れてしまう前に対策しよう!!

 

・舐めない、触らない、こすらない手触れ禁止のマーク「お手を触れないで下さい」

まず舐めたり、触ったりする癖がついてる方は止めましょう。

食事が終わって口元を拭くときは擦らずに、おさえるようにして拭き取りましょう。

・リップクリームやワセリンを塗るリップクリームを塗った人のイラスト(男性)

唇の縦皺に沿って縦に塗るようにして保湿をしましょう。そうすると皺の奥まで保湿成分が行き渡ります。

しっかり塗らなきゃと力いっぱい塗ってしまうと摩擦が起きて唇を傷めてしまうので、やさし~く塗ってくださいね。

また、紫外線対策をしてあるリップクリームもあるので、紫外線対策をするなら効果的です。

・生活習慣を見直す食事をしている女性のイラスト

栄養バランスのよい食事をし、過度な飲酒や喫煙を控えたり、自分なりのストレス解消法を見つけたりして、規則正しい生活を心がけましょう。

食事面ではビタミンが不足すると唇がカサカサになったり荒れたりすることが多いため、意識的に次の食材を取り入れてみましょう。

 

ビタミンA・・・皮膚の修復をサポートし、炎症を鎮めます

レバー焼き鳥のイラスト「レバー」、うなぎうなぎのイラスト(魚)、にんじん、カボチャカボチャの断面のイラストなど

 

ビタミンB2・・・皮膚や粘膜を健康に保つ働きをします

豚肉豚肉の切り身のイラスト、うなぎうなぎのイラスト(魚)、納豆パック入りの納豆のイラスト、卵卵を割ったイラスト(白い殻)、ほうれんそうほうれん草のイラスト(野菜)、牛乳瓶入り牛乳のイラストなど

 

ビタミンC・・・肌の弾力を保つために重要なコラーゲンの生成を助けます

パプリカパプリカのイラスト(野菜)、ブロッコリーブロッコリーのイラスト(野菜)、キウイキウイのイラスト(フルーツ)、苺いちごの断面のイラストなど

 

※ビタミンB2とビタミンCは水溶性なので多く摂取しても尿として排出されますが、ビタミンAは

脂溶性のため体内に蓄積しやすいビタミンです。

身体に不可欠な栄養素ではありますが、過剰摂取すると頭痛や吐き気などの症状がでてきてしまうので注意しましょう。

 

 

いかがでしたか?

唇は思っていた以上にとてもデリケートな部位です。

唇の不調は乾燥や紫外線などの外的要因だけでなく、身体の不調のサインかもしれません。

これを機に唇が何か荒れているな・・・と思ったらそのままにせず、生活環境を見直してみて下さいね。

 

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