こんにちは!最近は梅雨も明けたはずが、じめじめした日が続きますね・・・
今回は夏バテの方にぴったり!すいすい食べれるもやしについてお話したいと思います!
野菜コーナーで一番安い食材といえばもやし、
もやしは庶民の味方、私たちになじみ深い野菜ですよね(^^)
もやしは安いから栄養価がない、水分しかないんじゃないか・・・と思われている方も多いと思うのでここで知られざるもやしのひみつについて紹介します!
一般的に販売されているもやしは、緑豆もやし、大豆もやし、ブラックマッペもやしの3種で、リーズナブルな価格が魅力です。おかずのかさ増しにもたっぷり使えて、おまけに低カロリーだからダイエットの心強い味方にも!
色白で細くて頼りない姿をもやしに例えることもありますが、実は栄養豊富な野菜です。
もやしの主な栄養素
ビタミンC
緑豆もやしは、種子の状態ではほとんど含まれなかったビタミンCが発芽後にはなんと5倍に増加。ビタミンCは風邪予防や美肌作りに役立ちます。 また腸内の善玉菌である乳酸菌の育成を助ける働きがあり、腸の健康維持に欠かせません!
その他にも鉄分の吸収を良くしたり、コレステロールを低下する働きのある栄養なので、他の食材と一緒に食べると効能アップ!
カリウム
カリウムには血圧を下げる働きがあり、心臓や筋肉の血液循環を調整してくれます。また、免疫機能、疲労回復、月経不順に効果があるといわれています。
食物繊維
食べた時のシャキッという食感は、食物繊維のおかげです。水溶性、不溶性両方の食物繊維が豊富で、腸内の老廃物を吸着して体の外に排出し、腸内腐敗を防ぎます!
ビタミンB2
種子の状態ではほとんど含まれなかったビタミンB2も3倍に増加します。ビタミンC と同様、乳酸菌の育成に関わる栄養素。腸内でも作られますが体調を整えるのに必要なので補充が大切です。
また、アミノ酸の一種「アスパラギン酸」が、発芽に伴って生成されることが科学的に証明されています。アスパラギン酸は疲労回復に大変効果があります。夏にはぴったりの栄養素です!
もやしの種類で栄養量は?
先ほどもご紹介しましたが、一般的に売られているもやしには、緑豆もやし、大豆もやし、ブラックマッペもやしの3種があります。
この中でビタミンB₂、食物繊維、カリウムを多く含んでいるのは種が大きく食べごたえのある「大豆もやし」です。なんと、大豆もやしには、これらの栄養が他のもやしの2倍もあるそうです。
また、ブラックマッペは、他の2つに比べてビタミンCが一番多く含まれています。
より多くの栄養を取りたいなら大豆もやしがオススメですが、料理にあった種類のもやしを選んで使うと、美味しくいただけます◎
加熱すると栄養は?
大変残念なことに、先にご紹介しました各種ビタミン・ミネラル等は加熱により、成分が崩れてしまいます。(+_+)
本来もやしは水栽培で農薬も使っておらず、生のままでも、十分に美味しくいただける野菜なのですが、もやしは傷みやすい食材なので、加熱して食べることをお勧めします。
買ったその日に調理してしまうのが一番ですが、数日間保存するときは、湯通ししたあと冷まして容器に入れて、冷蔵庫での保管がオススメです。水につけたままの保存はビタミンCなどが流出しやすいので、早めに使い切るのが良いでしょう。
では、もやしの栄養の崩壊を最小限にする調理法は何なのでしょうか??
簡単に言うと、加熱時間を短くし、茹でるより蒸した方が、水溶性ビタミンが溶け出さないので、栄養を保つことができるというわけです。
選び方のポイント
全体的に白く透明感があり、かたく締まっているものを選びましょう。茎が太く、ひげ根の短いものが良品です。茶色く変色しているものは、鮮度が落ちている可能性があるので避けましょう。
いかがでしたか?この夏はもやしをモリモリ食べて暑さを吹き飛ばしましょう!
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