みなさんこんにちは!急に気温が下がり風邪をひかれている方が多く見られます!しっかりとバランスの良い食事を摂って手洗いうがいをして風邪予防をしてくださいね!!
そんな寒くなってきたこの季節にご紹介させていただくのはさつまいもの栄養素と効能についてです。これからの時期寒くなるとホクホクの温かいさつまいもがより一層美味しく感じるのではないでしょうか。
★さつまいもの栄養成分(Ⅿサイズ200gあたり)
エネルギー264キロカロリー タンパク質2.4g、脂質0.4g、炭水化物63g、ビタミンE3.2g、ビタミンB1 0.22mg ビタミンB2 0.06mg ナイアシン1.6mg ビタミンB6 0.56mg パントテン酸1.92mg ビタミンⅭ58mgカリウム940mgカルシウム80mg です。
★さつまいもの体への嬉しい働き
〇食物繊維が豊富で便秘・大腸がん予防へと繋がる
さつまいもの食物繊維は100g中に3gも含まれておりこの食物繊維の量はじゃがいもの3倍もあります。さつまいもにはセルロースといい不溶性食物繊維が含まれているため腸を刺激して便秘を改善してくれる効果があります。また、唯一さつまいもだけに含まれているヤラピンという栄養素が腸の蠕動運動を活発にし、食物繊維と一緒に摂取することでより、便通改善に効果があるとされています。その結果コレステロール値の低下にも繋がります。
〇認知症予防・がん予防
さつまいもにはガングリオシドといわれる成分が含まれており、この成分はがん細胞の増殖を抑えてくれる効果があります。また、認知症予防や抗菌作用、アンチェイジング効果も期待できます。ストレスを軽減し免疫力アップにも繋がります。
〇高血圧予防
さつまいもはカリウムが豊富に含まれているので余計な水分やナトリウムを排出してくれる効果があります。
〇ダイエット効果
さつまいもはビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアイン、パントテン酸などのビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群はエネルギーの代謝が促進して太りにくくしてくれる効果があります。また、カルシウムも豊富なため骨を強くする効果があります。
〇美肌効果
さつまいもにはビタミンⅭが豊富に含まれているため美肌効果が期待できます。さつまいもはりんごの10倍のビタミンⅭが含まれています!ビタミンⅭだけでなくビタミンEも含まれているのでお肌の潤いを与えてくれます。ビタミンⅭは発がん性物質の生成抑制効果もあります。また、さつまいもに含まれているアントシアニン成分が活性酸素の働きを抑制する効果があるため、しわやしみを抑えてくれますよ。
★さつまいもはカロリーが高く太ってしまうというイメージがあるかもしれませんが、炭水化物は脂質と合体して太るもとになるため、太らない食べ方があります。その調理方法が焼くことと蒸すことです。脂質との摂取を避けることが食べ方のポイントとなります!ダイエットなどを行って炭水化物を抜くようなことはせずに栄養満点で美味しく生活習慣病予防にもなるので茹でたさつまいもを食べることもとてもおすすめですよ。
★さつまいもの選び方・保存方法
・全体的にツヤがあり、ひげ根が少なく、傷やシミがないもの
・全体的に太さが同じでふっくらとした形のもの
・皮の色が鮮やかで色にムラがないもの
・両端の断面がしなびていないもの
保存をする時は1本ずつ新聞紙に包んでポリ袋に入れて軽くふたを閉じ、野菜室で保存すると良いと言われています。保存は2か月間可能とされています。寒さに弱いので15℃以下のところに長時間置くのは良くないです。
★電子レンジで美味しく食べるコツ(甘くする方法)
電子レンジでさつまいもを調理するのはとても楽で手間がかからないのでみなさん、美味しく食べることができるなら選ぶ手段だと思います。コツとしては加熱時間を長くする。芋の大きさによって時間は異なりますが、もうできたかな?と思ってからプラス5分加熱するなど少し長めに加熱することで甘みを引き出すことができます。そして3.5%の塩水に一晩つけてから加熱する、弱加熱機能のある電子レンジならゆっくり30分ほど時間をかけて熱して5分蒸らすと甘くできあがりますよ。
★さつまいもは、皮や皮の身の間にもたくさんの栄養素が含まれているため、よく洗って皮ごとたべると、無駄なく栄養素を摂取することができます。糖質やカリウムが豊富に含まれているため糖尿病の方や腎臓病の方は制限が必要になる食材のため食べる際は医師にご相談してください。
いかがでしたか?旬の美味しいサツマイモを食べて甘さでストレスを解消しつつ生活習慣病予防全般に効果のある秀才なさつまいもを食べて元気に毎日を過ごしましょう。寒い冬に備えて免疫力もアップさせましょうね!!
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