みなさんこんにちは!
だんだんと暖かくなってきましたね!
菜の花、スナップエンドウ、アスパラガスなど
スーパーでも春の食材を見かけるようになり
春がすぐそこまで来ているのを感じます。
旬の食材には、私たちの体に嬉しいメリットが
たくさんあることをご存じですか?
今回は旬の食材を手に取りたくなるメリットについて
ご紹介致します♪
① お財布にやさしい
旬の食材はその時期にたくさんとれるもの。
大量にとれた食材が一斉に市場に出回ります。
流通量が増えるため、単価が安くお財布にとてもやさしいです。
旬でない食材は生産量が少なく、ハウス栽培による
光熱費や輸送費などもかかるため価格も高くなるようです。
② その時期に必要なものを補給できる
旬のものにはその時期の体が必要としている成分が
たくさん入っています。
例えば、春はふきのとうや菜の花など苦みのある野菜が旬を迎えます。
これらの味や成分が、冬の間にゆっくり休んでいた胃腸を動かします。
夏にはトマトやきゅうり、なすなど水分が多く体を冷やす食材
冬には体を温める根菜類が旬を迎えます。
旬の食材を美味しいと感じるのは、その時期の体が欲しているためです。
③ 栄養価が高い
食材によっては、旬のものとそうでないものとで
栄養価に大きく差があるものがあります。
たとえば2月から3月に旬を迎えるブロッコリーを見てみると…
カロテンは旬を迎える3月に1600μg
旬でない8月では400μg
と、旬とそうでない時期では約4倍も含有量が異なります。
ビタミンCは旬を迎える2月では160mg
旬でない10月では80mg
と、約2倍も異なります。
同じ野菜でも、旬かそうでない時期かによって
こんなにも栄養価が変わるなんてびっくりですよね!
以上のように旬の食材にはたくさんのメリットがあります。
<春に旬を迎える食材と選び方>
★菜の花
各種ビタミンやミネラルなど様々な栄養を豊富に含みます。
そのなかでもビタミンCが特に豊富!
ビタミンCは水に溶けやすいので、ゆでるよりも
電子レンジで加熱するとむだなく摂取できます。
つぼみが開いていなくて、軸の部分の空洞がなく
緑色が鮮やかなものを選ぶのがおすすめです。
★スナップエンドウ
抗酸化作用をもつβカロテンやビタミンCを豊富に含みます。
さやごと食べるので食物繊維も豊富!
さやにハリがあり、実がつまっているものを選ぶのがおすすめです。
★アスパラガス
アスパラから発見されたアスパラギン酸は、
たんぱく質を作るのに必要なアミノ酸です。
エネルギー代謝やミネラルの運搬に運ぶのに使われます。
緑色が濃く、太さが均一で穂がしっかりしまっているものが
おすすめです。
★春キャベツ
春キャベツに豊富に含まれるビタミンUは
胃腸の粘膜保護に役立ちます。
しかし、このビタミンUは水に流れやすいので
春キャベツを刻んだあとなるべく
水にさらさないようにしましょう。
最初に葉を流水で洗ってから刻むのが良いです。
巻きがゆるくてふわっとしているもの、
外側の葉が濃い緑色のものがおすすめです。
体にもお財布にもやさしい旬の食材を
積極的にとりいれて体調を整えましょう♪
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