みなさんこんにちは!
突然ですがみなさんは、毎日正しい姿勢を意識して過ごしていますか?
デスクワークや運動不足、スマホ依存、家事や加齢現象などが原因で
ここ数年、特に猫背のお悩みを持たれる方が多いのではないでしょうか。
猫背は、見た目から老け込んだ印象や落ち込んでいるようなネガティブな雰囲気を漂わせます。
また、見栄えが悪く見えるだけではなく、健康にも様々な悪影響を及ぼしてしまいます。
今回は、実際にどのような健康被害をもたらすのかや、猫背を改善する方法についてご紹介したいと思います。
猫背について...
猫背とは、もともとS字を描く背骨の湾曲が強くなり、猫のように背中が丸くなった姿勢をいいます。
原因は筋力低下や姿勢の偏り、加齢など後天的なケースがほとんどで、矯正で治せる場合が多いと言われています。
猫背は肩こりや頭痛、腰痛、便秘、冷えなどの症状を引き起こす恐れがあるため、早めに改善することが大切です。
姿勢が悪いことによる健康被害
①首こりや肩こりの慢性化
首が前に出る首猫背になると、首の筋肉が緊張し血管が圧迫されて血流が悪くなることで、首のこりが慢性化してしまいます。
また、老廃物が溜まり周囲の神経も刺激されるため、緊張型頭痛という頭痛を招く恐れもあります。
さらに、首と共に肩も前方に巻き込む形で出てしまうことで、肩甲骨周辺にある筋肉に大きな負担がかかるため、
肩こりも慢性化してしまいます。
②筋肉や骨格への悪影響
猫背の姿勢が長く続くと、背骨や肩甲骨に負荷がかかり、歪んだ姿勢に沿って変形することがあります。
背骨が身体を支えられないと末端に影響が出て、変形性関節症やO脚やX脚、肩関節の痛み、顎関節症、ストレートネックになる恐れがあります。
また、骨格で支えられなくなった身体を筋肉がその分頑張って支えようとするので、筋肉は常に緊張した状態にさらされます。
そうなると筋肉は硬く凝ってしまい、血流も悪くなり、結果的に頭痛やめまい、腰痛などが引き起こされてしまいます。
③便秘・肌荒れ
猫背は、内臓に負担をかけ、腸の動きを鈍くしてしまいます。
猫背が原因で、腸内環境が悪くなり便秘や食欲不振の症状が引き起こされます。
また、新陳代謝も悪くなるため、ニキビ・シワ・シミなどの肌トラブルの症状も引き起こしやすいとされています。
④肉が付きやすくなる
猫背は、内臓を押しつぶすことにより内臓機能の低下を招きます。消化機能が低下すると、
消化しきれなかった余分な栄養素を皮下脂肪として体内に蓄積しやすくなるので、太ってしまう原因となります。
また、猫背では姿勢を正しい位置に保つ筋力が使えていないため、筋力が衰えてしまいます。
代謝機能は筋肉量に比例するので、基礎代謝が落ちお肉がつきやすい体質になってしまいます。
正しい姿勢への改善方法
・普段の姿勢を見直す
まず、普段の姿勢を改めて見直してみましょう!
とくに椅子に座ってパソコン作業をしているときや、スマホ操作時に猫背になりがちです。意識的に胸を張り、背中が丸まってしまわないように注意してみてください。
また、首(頭)が前に出ると猫背になりやすいので、顎を引きながら頭の位置を後ろ(後頭部側)に持っていくように心がけましょう。
・運動を習慣にする
運動不足や筋力の低下が猫背の原因になります。
普段ほとんど運動しないという方は、少しずつ運動を習慣化していきましょう!
ストレッチや筋トレを行うことで肩や背中の筋肉が刺激され、血流が良くなります。また関節が動かしやすくなり可動範囲も広がるので、結果的に猫背の改善につながります。
・自分の身体に合う寝具を使う
「寝返りが打ちにくいマットレス」や「首が圧迫される枕」など、こういった寝具を使っていると猫背になりやすいです。
ほぼ毎日使うものだからこそ、寝具選びは大切になってくるので、「自然に寝返りが打てるマットレス」や「顔が自然と真上を向く枕」を選んでみてください。
また、寝る際は「仰向け」もしくは「横向き」がおすすめです。「うつ伏せ」で寝ると首に負荷がかかりやすいので要注意です。
みなさん、いかがでしたか?
普段から意識していないと、正しい姿勢を保つのはなかなか難しいものです。
様々な健康被害を招く前に、ぜひ今回ご紹介した改善法を参考に、正しい姿勢を意識した生活を心掛けてみて下さい