みなさんこんにちは!
爽やかな五月晴れが続き、だんだんと暑い季節がやってきましたね。
今回は潮干狩りと貝の栄養についてお伝えしようと思います!
潮干狩りにおすすめな季節は3月から6月とされており、ちょうど今シーズンを迎えています
潮干狩りといえばアサリが最も有名な貝ですが、
アサリは環境の変化に強く、悪条件の中でも生息できるという事や
外敵から身を守る為の貝殻が硬い事から、多く繁殖されている理由だと言われています。
その他ハマグリ、マテガイなど、アサリ以外にも取れる貝はあります。
それぞれの採り方や栄養、おすすめの食べ方をみていきましょう!
アサリの採り方
・波打ち際にプツッと開いている小さな空気の穴を探してみる
・浅いところに生息しているので熊手で10cm程度掘ってみる
・アサリは密集して生息するので、見つけたらその近くも探してみると大量ゲットのチャンス!
アサリの栄養
血液を作るために欠かせない鉄やビタミンが豊富に含まれており、「貧血予防」が期待できます。
また、アミノ酸の一種であるタウリンも多く含んでいるので、
「肝機能を整える」「コレステロールの吸収を抑える」など、さまざまな働きが期待されます。
アサリを調理した時に出る煮汁には栄養素や旨味成分がたっぷりと含まれているため、
味噌汁やスープパスタなど、煮汁ごと食べれる料理は栄養を無駄なく摂取することができます!
ハマグリの採り方
・アサリより沖合の干潟にいるので、干潮時を狙って採る
・少し深いところに生息しているので貝に穴をあけないよう慎重に深く掘ってみる
ハマグリの栄養
ハマグリに含まれているマグネシウムは、「骨の形成」にも関わる栄養素です。
骨というといちばんに思い浮かぶのはカルシウムかもしれませんが、
実はマグネシウムもカルシウムと一緒に骨を形成しているので、カルシウムとバランスよく摂取すると効果的なのです。
そしてハマグリは、ほどよい量のカルシウムも含んでいるので、「骨粗鬆症粗予防」にいいと言われています。
ハマグリといえば、焼ハマグリが定番の食べ方ではないでしょうか。
そのまま焼いても口を開きますが、口を開いた際に煮汁が溢れてしまいます。なのであらかじめ貝を開いてから焼きましょう!
マテガイの採り方
・マテガイは塩分濃度に敏感なので、空気穴に塩をかけ、しばらく待つ
・出てきたところを殻を割らないように優しく手で引っ張り出して採る
マテガイの栄養
たんぱく質やビタミンB12が含まれています。
ビタミンB12は貝や肉などの動物性食品に多く含まれていて、「睡眠を促す」「眼精疲労の予防」などが期待できます。
欠乏すると貧血になったり頭痛や息切れ、疲労感などが起こる可能性があるので気を付けなければなりません。
マテ貝は、新鮮なうちに下処理をすれば、生の刺身で食べることができます!
また、クセが少ないため、煮る・蒸す・焼くといった様々な調理法に向いています。
潮干狩りは採るのも楽しくて、貝にも栄養があって、一石二鳥ですね!
天気が良く晴れた日には、ぜひ潮干狩りに行ってみてください♪