毎日暑い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしですか?
お盆休みまで1週間!
暑さに負けず、頑張りましょう!
今日はがん予防についてです
日本人のがんの半分は、予防可能な原因によって発症していると言われています。
今回は、自分次第で確実に減らせるがんのリスクについてお伝えします。
野菜や果物が不足するとがんのリスクが上がるというデータはありますが、
野菜と果物を少なくとも1日400gを目標にしましょう。
そのうち野菜は約350g摂ると良いです。
これより不足しないように心がけることが大切です。
濃い味が好きな日本人。
世界的に見ても食塩の摂取量が多く、このことが日本人に胃がんが多い、
男性は8g未満、女性は7g未満を目標としましょう。
麺類や塩辛などの食塩量が高い食品は、
週に1回までに控えるように心がけると良いです。
日本の場合、肥満よりもむしろ痩せすぎの方が問題のようです。
栄養不足による免疫機能の低下が、
がんのリスクを高めていると考えられています。
体重は、痩せすぎず太りすぎずが大切!!!!
たばこの煙に含まれる化学物質の中には、発がん物質が含まれており、
肺や気管支などの呼吸器だけでなく、血流にのってあらゆる臓器に影響を及ぼします。
がんを予防したいなら禁煙を!!!
お酒はほどほどならよいのですが、飲みすぎればがんのリスクを増加させます。
毎日飲酒している方は休肝日を作ることをお勧めします。
からだをまめに動かすことは、がんの予防につながります。
いきなり激しい運動を行うと逆に負担になりますので、バランスが大切。
毎日、仕事や生活の中で60分程度は歩行と同じくらいの身体活動を行うと良いです。
そして、週に1度は活発な運動を取り入れることを目指しましょう。
※活発な運動:60分のウォーキングや30分のジョギングなど
がんと関連がある主なウイルス
・B型、C型肝炎ウイルスと肝がん
・ピロリ菌と胃がん
中でも肝がんは90%が肝炎ウイルスが原因です。
特に感染者が多い中高年世代は、一度検査で感染の有無を調べ、
感染している場合は治療をすることが必要です。
続いて、がんの再発を予防する食事についてです!!
がんの治療により食欲がなくなったり食べる機能が損なわれたりすることがあります。
そうした時でも、免疫機能を保つためには、エネルギーを必要量摂ることが大切!
摂取エネルギー不足は体重が減少して、体力が低下し、回復の遅れにつながるので注意!
特に炭水化物である穀類はしっかり食べるようにしましょう。
食べられるもの、食べたいものを見つけて、できるだけ口から食べるようにしましょう。
飲み込む力が低下している時は、とろみをつけると良いです!
どうしても食べられない時は、
栄養機能食品を活用することをお勧めします。
ガン患者の多くの方が、周囲からサプリメントや健康食品を
すすめられた経験を持っています。
医薬品と同じ効果が得られると過信する一方で、
食べ物だから安全と無防備に口にしてしまいがちです。
そのため、過剰摂取を起こしたり、
医薬品と併用して健康被害を起こしたりする例があり、注意が必要です。
食事が充分に取れない時に、サプリメントで補うことは必要です。
しかし、その場合は必ず医療者に相談し、
何をいつからどのくらい摂取したかを記録しておくことが大切です。
はじめにも言いましたが、ガンの半分は予防できます。
今日お伝えしたことを参考にして
生活習慣を見直してみるのもいいかもしれませんね!
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