こんにちは
最近朝だけではなく、一日中寒い日もありますね
皆さんも風邪を引かないようにお気をつけ下さい(´・ω・`)
前回は認知症について少し難しいお話をしました。
今回は認知症の方との接し方についてお話したいと思います
認知症の方は一度ご飯を食べていても「ご飯まだ?」ということがあります
そんな時は、「さっき食べたでしょ」としかるのではなく、
「先にこれを食べておいてね」と言ってお菓子やフルーツを出したり
1回分のご飯の量を減らしたりして出しましょう
「お金を盗まれた」と言われたら?責めるのではなく「それは大変!」と
共感して一緒に探してあげましょう!
本人が見つけ出せるように「ここを探してみたら?」と
声掛けをするのも良いかもしれません
見つかったら一緒に喜ぶことも忘れずに(^^)!
大声を出し攻撃的になるときもあります。
日頃の不満がたまっていたり、漠然とした不安を感じていたり
自分の思いが伝わらず苛立ちを感じていたりすると叫ぶのです。
そんな時は、あわてずにどうして叫んでいるのか、何が嫌だったのかなど
優しく問いかけてみましょう
ここまでは言動についてですが、行動で困ったことがあれば
どの様に対応すれば良いのでしょうか?
夕方になると外へでかけようとするときがあります。
徘徊は、生まれ育った家に帰りたいとか
自分の居場所を求めるための行動だそうです。
外へ出たがった時は、一緒に散歩などに行ってあげましょう
迷子などになった時のために洋服などに連絡先を縫い付けておきましょう
夜中に家の中を歩き回ったり、独り言を言ったりと昼間と違う行動を
とることがあります。これは夜間せん妄(軽い意識障害)と呼ばれ
不安や恐怖を感じています。そばで手をさすったり、
認知症の方は私たちが考えないような行動をとることがあります
しかし、どんな行動にも理由があるのです!
そんな時慌てて本人を制止したり、叱ったりするのではなく
今どんなケアを求めているのか理解しようという視点を持つことが大切です
上手に関わる秘訣として。。。
- 笑顔で思いやりをこめ、よい感情が残る接し方を心掛ける
- 急かさずにゆっくりと、本人のペースに合わせて接しましょう
- 本人の生い立ちや価値観、性格をよく理解して寄り添い
- 悲しみや怒り、絶望感なども受け止めてあげましょう。
- 高圧的な言葉や態度をとったり、怒鳴ったりすると精神的な苦痛を与え
- 心理的虐待になることがあります。怒鳴らずに、いつも優しく接しましょう
認知症のご家族と接する時は、コツを知り
『できないこと探し』ではなく『いいところ探し』を心掛けましょう
ストレスをためこまないことが大切ですよ
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