高齢社会 | やまかわ薬局

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2015年9月11日

高齢社会

こんにちは!

9月に入り、過ごしやすい気候になってきましたね

シルバーウィークに旅行に出かける予定をたてている方も多いのではないでしょうか?

 

9月21日は敬老の日です     敬老の日

敬老の日には、高齢者の福祉について関心を深め、高齢者の生活向上に努めるよう若い世代に促すという気持ちも込められています

 

そこで、今回は、「日本の高齢者人口」について考えていきたいと思います

 

皆さんは、日本の高齢者人口が今後どのようになると推計されているかご存知ですか?

高齢者人口は今後、「団塊の世代」が75歳以上となる2025年には3,657万人に達すると見込まれています

その後も高齢者人口は増加を続け、2042年には3,878万人でピークを迎えると推計されています

ここで三択クイズです! 

日本は、総人口が減少する中で高齢化率(総人口に対して65歳以上の高齢者が占める割合)の上昇が続くと見込まれています

20年後の2035年には国民の何人に1人が高齢者と考えられているでしょうか?

                               

①5人に1人

②3人に1人

③2人に1人

 

 

 

正解は②の「3人に1人」です   

また、2060年には、国民の約2.5人に1人が65歳以上の高齢者となる社会が到来すると推計されています

これらの数字から見てわかるように、日本の高齢化はどんどんと進んでいきます

 

日本は、2007年に高齢化率が21%を超える超高齢社会となり、多くの課題が見えてきました       

総務省は、超高齢社会がもたらす課題として、以下の三点をあげています 

     

①生産年齢人口(15歳以上65歳未満の人口)の減少

持続的経済成長に大きな影響を与えることが懸念されています

②社会保障費の増大

国民医療費は2008年度の34.8兆円から、2025年には52.3兆円、老人医療費も11.4兆円から、24.1兆円にまで増加すると考えられています

③介護負担の増大

家族介護以外の受け皿の整備等、社会全体で高齢者の生活を支えていくような社会システムの整備を早急に進めるとともに、要介護者等の支援者を支援する仕組についても構築する必要があると考えられています

 

こういった課題を一つでも多く解決していくためには、若い世代の努力も大切です

その一方で、65歳を超えても、就労や社会参加活動を通じて現役として活躍している人たちも多くなってきています

年齢や世代を問わず、皆で支え合い、いきいきとした毎日を送りたいですね  

これからは、課題としてあげられている介護負担の増大に着目していきたいと思います

要介護者が抱える悩みを解決していくためにはどのようにしたらいいのか考えていきます

次回は、皆さんが実践できるようなストレスの解消法をお伝えします

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