みなさんこんにちは!
突然ですがみなさんは、「GABA」とは何かご存知ですか?
最近、食品のパッケージにGABA配合と書かれた商品が多くなってきたように思います。
では、具体的にどのような効果があり、どんな食品に多く含まれているのでしょうか?
GABAとは?
GABA(ギャバ)とはアミノ酸の一種で、ストレスを軽減させる効果やリラックス効果があることで近年注目されている成分です。
脳内の興奮を鎮め、平常心を保つ手助けをしてくれる癒しの存在です。
GABAの効能・効果
1.ストレスの緩和
GABAは、ストレスによる興奮状態をやわらげる作用があります。興奮状態に関わるのは、
アドレナリンやドーパミンなどの物質です。GABAはこれらの物質の過剰分泌を抑えるため、抗ストレス作用が期待されています。
2.睡眠の質の改善
GABAは副交感神経を優位にし、リラックス効果を高めることで、睡眠の質向上にも役立つと考えられています。
副交感神経は身体の緊張や興奮をやわらげてくれるので、身体は眠りに入りやすい状態になります。
3.健康的な肌へ導く
GABAは睡眠の質を高める作用やストレス軽減作用が期待されるので、美容にも良い影響を与えると考えられます。
健康的な肌を保つターンオーバーは睡眠中に活発になるため、睡眠不足は肌にとって大敵です。
GABAが不足・欠乏すると起こる症状
- 不安感
- ストレスの蓄積
- 免疫力低下
- 不眠
- 集中力低下
- 疲労感
- イライラしやすくなる
GABAが含まれている食品
・発芽玄米
・お茶
・キムチ
・トマト
・米
・大豆
・じゃがいも
・かぼちゃ など
GABAを効率よく摂取する方法
①寝る前に摂取する
GABAは2時間程度しか効果が持続しないと言われています。そのためストレス軽減や集中力アップを期待するなら、
作業に入る直前に摂取する方法がおすすめです。最近では、チョコレートやドリンクにGABAが添加されている商品もあるので、
誰でも気軽に摂取することができますね。
また、睡眠の質向上を目指すなら寝る直前に摂取しましょう。その場合はサプリメントのほうがお手軽です。
②GABAの分泌を促進する成分を摂取する
GABAを直接摂取するのではなく、GABAの生産を高める栄養素の摂取も大切です。
ビタミンB6はアミノ酸の代謝に関わっているので、GABAをはじめとした神経伝達物質の合成を促します。
にんにくや豚肉に多く含まれているので、毎日の食事に取り入れてみましょう!
③腸内環境を整える
GABAは血液と脳をつなぐ血液脳関門を通過できないため、脳に直接作用するわけではありません。GABA摂取後は腸にあるGABA受容体が、中枢神経を介して脳に刺激を届けます。
その影響により、GABAの産生能力が高まると考えられているのです。
そのためGABAの摂取だけでなく、腸内環境を整えることで、より作用の効率アップが期待できます。腸を整えるには、食物繊維が豊富な食品や発酵食品が効果的です!
みなさんいかがでしたか?
GABAには様々な効果があることがわかりましたね!
みなさんも、今回ご紹介したことを参考に、ぜひGABAの摂取を心がけてみて下さい。