昨日、おとといと雨でしたが
今日は暖かくて穏やかな天気ですね。
また寒くなるそうなので、風邪には気を付けてくださいね。
①栄養素の合成・貯蔵
②胆汁の分泌
③有害物質・薬物・アルコールの解毒
主にこの3つの働きがあります。
肝臓は内臓の中で一番大きい臓器で、とても大切な働きをしています。
大きく分けると
肝炎・脂肪肝・肝硬変・肝がんなどがあります。
原因はウイルスによるものが最も多く
他には自己免疫によるもの、
先天的なもの、アルコールの摂りすぎ、栄養過多などがあります。
食べ過ぎやお酒の飲みすぎで起こりやすいのは脂肪肝です。
放っておくと肝炎や肝硬変に進行することがあるので注意です。
すぐに肝臓をいたわる食事をはじめましょう!
肝臓の病気によって食事の摂り方が少しずつ違ってくるので、
今日は脂肪肝について紹介します。
①エネルギーを適正に
主治医の先生に指示されたエネルギー量にしたがって食事をしましょう。
たくさん食べ過ぎている方は
エネルギー量を減らす工夫をしましょう。
②毎食の栄養バランスに注意し、肥満にならない食べ方を
〇主食:ご飯・パン・麺から1品
芋やカボチャがあるときは少し控えるともっと良いです。
麺類を食べるときは野菜などの具材を多くして面の量を減らすのも良いです。
〇主菜:魚介類・肉・卵・大豆製品を使ったおかずを1品
お肉を食べるときは、
脂身の多い霜ふり肉やばら肉よりも、赤身のヒレ肉やもも肉を選ぶと良いです。
〇副菜:野菜・きのこ・海藻・こんにゃくを使ったおかずを2~3品
・加熱する
・スープ類に具だくさん入れる
・ミニトマトやきゅうりなどすぐ食べられるものを常備する
〇そのた
塩分の摂りすぎにならないためです
・果物や牛乳・乳製品も忘れずに
果物は1日1品、牛乳ならコップ1杯をなるべく夜遅くない時間に
1日1品以下を目標に
・お菓子(菓子パン)などの間食
エネルギー過剰を招きやすいので、極力減らしましょう
③禁酒
アルコールは中性脂肪の合成を促し、脂肪肝を促進させます。
肝臓の病気の方はすでに肝機能が低下しているため、禁酒が原則です!
お酒を飲むときは食べないという方もおられるのでは?
その方は必要な栄養が摂れていなかったかもしれません。
禁酒をして栄養バランスの良い食事をすることが大切です。
たとえアルコールを飲まなくても、暴飲暴食は肝臓に脂肪を蓄積させて
肝機能を低下させます。
今日紹介した肝臓にやさしい食べ方を身につけましょう。
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