9月に入り、過ごしやすい季節になってきましたね!
少しずつですが、秋の訪れが感じられます。
読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋など、さまざまな秋がありますが、
みなさんはどんな秋をイメージされますか?
今日は「食欲の秋」についてです!
どうして秋になると、私たちは食欲が増すのでしょうか?
要因は多々ありますが、そのうちの2つをご紹介します。
日照時間減少・照度低下によるセロトニン分泌低下
秋になると夏よりも日照時間が減って明るさが低下します。
精神の安定を保つ作用のある、脳内の神経伝達物質のセロトニンは、
食欲の調整にも深く関わっていて、日光にあたった時間によって
分泌量が調整されることがわかっています。
つまり、夏に比べて秋は、
セロトニン分泌量が減ってしまうということになります。
セロトニン分泌量を増やす方法は、
日光にあたること以外では、
糖質、乳製品、肉類の摂取や睡眠をとることです。
秋は、たくさん食べたり眠ったりして、
精神を安定させるセロトニンを
増やそうとしていると言われています。
気温変化によるからだの変化
気温が下がると体温保持のために
からだの熱生産が高まり、基礎代謝が上がります。
基礎代謝が上がると、
それだけエネルギーを多く使ってしまい、
おなかがすきやすくなるので、食欲が増すとも言われます。
そのほかにも、
「夏バテで低下していた食欲が、涼しくなって回復する」、
「秋は美味しい旬の食べ物が多いので、自然と食べたくなったりする」
などの説もあるようです。どれもうなずけますね!
しかし、食欲の秋だからと言って
食べ過ぎてしまうのは良くないですよね。
❶野菜・海藻を最初に食べる
満腹感を感じやすくなります。
❷よく噛んで食べる
食べ過ぎを防ぐためには
ゆっくり食べる必要があります。
一口の噛む回数を決めると取り組みやすいです。
❸お茶や水などのノンカロリーの飲み物をたっぷりとる
便秘を防ぐ効果もあります。
❹会話を楽しむ
ゆっくり食べることにつながるので、
少量でも満足感を得られやすくなります。
これからどんどん秋が深まって
美味しい食べ物もたくさん出てきます。
食べ過ぎには注意しつつ食欲の秋を楽しみましょう!
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