こんにちは。
暑い日が続いていますね。半袖で過ごすことが多くなり、のどが渇いたなと感じることも増えてきました。皆さん、水分補給はしっかりされていますか?
前回は熱中症の大まかな説明と子どもについてお話ししましたので、今回は高齢の方に多い室内での熱中症についてお話しします。
近年、家庭で発生する高齢の方の熱中症が増えていて、住宅での発生が半数を超えていると言われています。
炎天下でスポーツや作業をしていないのに、室内での熱中症の発生が多いのはなぜでしょう?それは、次のような特徴によるところが大きいのです。
・皮膚の温度センサーが鈍くなり、暑さを感知しにくくなる。
・体に熱がたまりやすくなり、体温が上昇しやすくなる。
・体内の水分量が少ないため、のどの渇きを感じにくい。
また、体の冷えを嫌がったり、節約意識から冷房の使用頻度が少ないことも要因のひとつとして考えられます。
そこで、高齢の方に気を付けていただきたい熱中症予防のポイントをまとめてみました。
日常生活で気を付けたいこと
- 暑い日は無理をしない
- こまめに水分を補給する
- ゆったりとした服装で襟元はゆるめて通気する
- 吸汗・速乾素材の衣服を活用する
室内
- 日当たりのよい窓にはすだれや緑のカーテンを活用する
- 部屋の風通しを良くするために換気をする
朝陽や西日が差し込み気温が上昇する部屋や、湿度が上がりやすいお風呂場など
- 我慢せずに冷房を入れる
温湿度計を使用するなどして28℃を超えないように適切な温度管理を
外出時
- 日陰や涼しい場所を歩き、休憩をとる、出かける前は天気予報をチェックする
- 日傘や帽子を使う
急に暑くなる日に注意
熱中症は、例年、梅雨入り前の5月頃から発生し、梅雨明けの7月下旬から8月上旬に多発する傾向があります。人間が上手に発刊できるようになるには暑さへの慣れが必要です。日頃からウォーキングなどで汗をかく習慣を身につけていれば、夏の暑さにも対抗しやすくなり、熱中症にもかかりにくくなります。
食事について
食が細くなるため、食事や飲水から摂れる水分量が不足しがちです。
食事はミネラルやビタミンをたっぷりと含んだ旬の野菜や果物を献立に取り入れましょう。夏野菜には体温が上昇しがちな体を冷ましてくれる効果があります。また、彩りもきれいなので食欲増進にもつながります。
それでも食欲がわかないという方は、栄養剤を活用してみましょう。
少量で高エネルギーが補給でき、味の種類もたくさんあるので飽きることなく体に大切な栄養素が摂取できます。
やまかわ薬局では、次のような商品を
取り扱っています。
森永乳業 エンジョイclimeal(クリミール)、和光堂 飲む栄養+(プラス)、明治 メイバランスMiniは1本125ml(168円)、ファインケアは1本125ml(158円)で販売しています。味の種類も豊富に取り揃えています。
私は先日親知らずを抜いてごはんが食べづらかったので、食事量をいつもの半分にして足りない分を栄養剤で補いました。
昨日は和光堂 飲む栄養+(プラス)のメロン味を飲んでみました。
味はかき氷のシロップのようでメロンミルクのかき氷を食べているようでした。
噛む回数が減るので満腹感を得られにくいのかなと思っていましたが、カロリーが多く含まれているので少量ですが満腹感も得られました。
今日は明治 メイバランスMiniのチョコレート味を飲んでみました。
味はミルクココアのような味で飲みやすかったです。
栄養剤は熱中症に限らず、食欲がない、食が細くなったとき、固形物が食べづらい方などにもおすすめです。
気になる方はどうぞお気軽にご相談ください♪
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