実はこんなに違うんです!ほうれん草と小松菜 | やまかわ薬局

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2022年1月29日

実はこんなに違うんです!ほうれん草と小松菜

みなさんこんにちは!

年が明けて、早くもひと月が経とうとしていますね。

本年もどうぞよろしくお願いいたします🌸

 

新年の挨拶のイラスト(犬・メス)

 

さて、突然ですが、みなさんはほうれん草と小松菜どちらをよく食べますか?

どちらも冬に旬を迎える、とてもポピュラーな葉野菜ですよね。

お浸しから汁物までなんでも使えて、体にうれしい栄養素もたっぷりです!

 

ほうれん草のイラスト(野菜)小松菜のイラスト

 

一見似ているほうれん草と小松菜ですが、

実はいろんな違いがあることをご存じですか?

今日は、今がおいしいこの2つの野菜の、色々な違いについてお話しようと思います!

 

 

ほうれん草と小松菜の基本情報!

ドットのライン素材(青)

 

🌼ほうれん草

少し苦みがありますが、味が濃くてうまみが強いのが特徴です。

1年中手に入れることができますが、旬の時期は12月~1月頃です。

夏採れのものより、旬である冬採れのものの方が甘くおいしい理由は、

ほうれん草が冷気にさらされることにより、糖度の上昇が起こるためです。

さらに、収穫前にあえて冷たい空気にさらされることによって栄養素の濃度が高まり、

特にビタミンCの濃度は、夏採れのものの約3倍にもなります。

ほうれん草は冬採れのもののほうが、おいしさでも栄養面的にもおすすめです!

 

ほうれん草のキャラクター

 

🌷小松菜

小松菜は苦みなどのくせがなくさっぱりとした味わいが特徴です。

こちらも年中手に入れることができますが、

旬はほうれん草と同じく12月~2月ごろで、

旬の時期は甘みも増してさらにおいしくなります。

 

おいしい小松菜を見極めるポイントとしては、

葉が肉厚で丸みがありきれいな緑色であること、

茎は太めで根元の張りがしっかりしていること、

葉先までピンとしていてみずみずしいこと、

などがあげられます。

キラキラ飾りのイラスト1小松菜のイラスト

 

 

おすすめの調理法はこれ!

ドットのライン素材(赤)

 

ほうれん草も小松菜も同じ葉野菜ですが、それぞれ向き不向きの調理法があります。

どちらにも言えることとしては、

ビタミンCなどの水に溶けやすい水溶性ビタミンを含んでいるので、

このビタミンを失わないような調理法を選ぶことが大切です!

 

🌼ほうれん草

ほうれん草は結石の原因にもなるシュウ酸が多く含まれているので

ゆで調理によるアク抜きが必要になります。

きちんとゆでることでシュウ酸を減らし、

根元まで食べやすくなることでミネラルを摂取しやすくなります

ただし、長時間のゆで調理はせっかくの水溶性ビタミンを流出させてしまう原因になるので、

ゆでる時は、たっぷりの沸騰したお湯でさっと茹でるようにしましょう!

 

また、油で炒める調理もおすすめです。

ビタミンの流出が抑えられるだけでなく、

脂溶性ビタミンであるβ-カロテンの吸収率もアップさせることができます。

 

食材を茹でている人のイラスト(男性・箸)

 

🌷小松菜

小松菜はほうれん草と違ってアクが少ない野菜のため、

ゆで調理をしなくても生で食べることが出来ます

下処理いらずで簡単に食べられるのは、小松菜のうれしいポイントです。

 

ゆでる場合は、沸騰したお湯ではなく、

コップ1杯の水で少し温度を下げたお湯でゆでます。

ほうれん草と同じく、長時間のゆで調理はビタミンの流出を招いてしまう上に、

小松菜のシャキシャキ感がなくなり、えぐみも出てきてしまうので、

こちらも手早くさっとゆでましょう!

 

また、小松菜にもβ-カロテンが含まれているので、

油での炒め調理はおすすめの調理法です!

 

野菜炒めを作っている人のイラスト

 

 

ほうれん草と小松菜の知っておきたい栄養素!

ドットのライン素材(緑)

 

どちらもβ-カロテンが豊富に含まれている緑黄色野菜ですが、

それぞれが持つ栄養素には少しですが違いがあります。

 

🌼ほうれん草

β-カロテン(ビタミンA)

β-カロテンは、体の中で必要に応じて、ビタミンAに変わる栄養素です。

皮膚や粘膜、髪を健康に保ったり視力を維持したりする効果があります。

もちろん小松菜にも含まれている栄養素ですが、

ほうれん草の方に、よりたくさん含まれています!

その他の葉野菜と比べても、ほうれん草に含まれるβ-カロテン量はダントツで1位です。

 

ツヤツヤの髪の女性のイラスト

 

鉄分&葉酸

若い女性は特に不足しがちな栄養素である鉄分が、

ほうれん草にはたっぷり含まれています。

また、鉄分だけではなく「造血のビタミン」ともいわれる葉酸も含まれているため、

葉酸が鉄分の吸収をさらに促し

貧血や冷え症の予防にWで効果を発揮してくれます。

 

血液のキャラクター

 

🌷小松菜

カルシウム

小松菜には、ほうれん草の約3倍ものカルシウムが含まれています。

カルシウムといえば牛乳ですが、100ℊあたりで換算すると、

実は小松菜のほうが牛乳よりも多くカルシウムが含まれているんです!

カルシウムは歯と骨の健康のためにかかせない栄養ですので、

牛乳が苦手!という方は小松菜を積極的に摂るといいかもしれませんね。

綺麗な歯のキャラクター強い骨のキャラクター

 

ビタミンC

生のままの小松菜は、ゆで調理後のほうれん草と比べると、

約2倍のビタミンCが含まれていることになります。

これはなんとレモンにも匹敵するビタミン量です。

ビタミンCは、免疫系の働きを助けてくれる大切なビタミンですので、

小松菜とフルーツなどを合わせてスムージーにすれば、

冬場の風邪予防にもってこいです!

 

スムージー・野菜フルーツジュースのイラスト

 

 

いかがでしたか?

ほうれん草と小松菜の違いを毎日の食事に役立てて、

寒い冬をおいしく健康に過ごしましょう!

 

凧揚げをする ぴょこ のイラスト

 

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