ゴールデンウィークが終わりましたね 。
皆さん遠出などして疲れが溜まったまま、お仕事や学校を再開しているのではないのでしょうか?
疲労が蓄積されると、休んでも休んでも疲れが取れない事があります。
そんな状態を防ぐためにも、普段からこまめに疲労を除去する栄養を食事で
取り続けることが大事です。
今回は疲労回復によい食事についてお伝えします。
疲労回復に効果的な食材といえば豚肉です。
豚肉には「ビタミンB1」が豊富に含まれています。ビタミンB1にはさまざまな働きがありますが、中でも注目したいのが、疲労回復効果です。乳酸という疲労物質が体内に貯蓄するのを防ぐ働きを持っています。
しかし、ビタミンB1は体の中でドンドン使われてしまうので、貯蓄しにくいのです。
そこでビタミンB1の吸収をアップさせてくれるのが、「アリシン」という物質です!!
アリシンはたまねぎやニラ、にんにくなどに多く含まれています。
これらと組み合せて食べれば、ビタミンB1の吸収が格段とアップし、疲労回復効果を実感できることでしょう。
「タウリン」という名前を聞いたことはありますか?
タウリンは栄養ドリンクに含まれる成分の中で有名ですよね。
そんなタウリンは魚介類に多く含まれますが、肝臓機能の調整に効果を発揮します。 肝臓は糖質・脂質・タンパク質の代謝を行う臓器で、エネルギーを全身の細胞に供給している活力の源です。 つまり、タウリンの摂取を行うことによって肝臓が活発に働き、エネルギー供給を行ってくれるので 疲労回復に良いというわけです。
クエン酸とは、レモン、みかん、グレープフルーツなど、 柑橘類や梅干しなどの酸っぱい成分のことです。 昔からよく「疲れたときには酸っぱい物を食べると良い」と言われているのも、 食品に含まれているクエン酸の疲労回復効果が知られているからでしょう。
人の体は、体を動かしてエネルギーを消費することで乳酸が溜まり、疲れを感じますが、クエン酸を摂取することで乳酸の分解が早くなり、疲労回復のスピードUPにつながります。
また 食欲増進効果もあります。クエン酸の酸っぱさで唾液が過剰に分泌されます。すると胃液が出て、胃が活発に動くようになり食欲UPに! 食欲不振におちいりやすいこれからの季節にぴったりですね。
以上です。
これらの食品だけを摂ればいいというわけではなく、他の食品と一緒にバランスよく食べることが大切です。
ゴールデンウィークの疲れを吹き飛ばして元気に頑張りましょう!!