セルフメディケーション | やまかわ薬局

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2021年11月19日

セルフメディケーション

今回はセルフメディケーションについてお話します。

セルフメディケーションとは、世界保健機構(WHO)によって「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義されており、健康の維持、生活習慣の予防、医療費の削減などにつながるとされています。

 

何をすれば良いの?

・自身の健康に責任を持つ:食事、運動、睡眠などの生活習慣を見直し、日頃から病気になりにくい身体づくりを心掛ける。体重、体温、血圧などを定期的に測定して健康管理に役立てる。

 

・自分で手当て:風邪症状、お腹の調子が悪い、怪我等の身体の不調で軽度のものは、病院を受診せずにOTC医薬品等を用いて自身で治す。

 

 

上手くセルフメディケーションを行うためには?

病気、薬、健康管理に関する正しい知識を身に付けておくことが重要です。

・実際には、病院を受診した方が良いような状態を、自身で治療しようとして改善せずに症状が悪化。

 

・他のOTC医薬品、処方箋医薬品等との飲み合わせによって別の症状が現れる。

 

・間違った生活習慣によって、体調を崩しやすくなる。

 

間違った知識、知識不足によっては、このようなことを引き起こす可能性もあります。しかし、すぐに正しい知識を身に付けるのは難しいと思いますので、薬剤師等の専門の知識を持った人に相談するようにしましょう。

 

 

かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師を活用薬剤師のイラスト(男性)

特に、定期的に複数の病院にかかって処方薬を服用されているような方で、それぞれ病院の近くの薬局で薬をもらっている方はしっかり決めておいた方が良いでしょう。

・全ての処方薬を管理してもらっておくことで、飲み合わせ等の確認がスムーズで安全に。

 

・どの薬を選べば良いのか、自分で治療して良い症状なのか、生活習慣に関すること等の相談も気兼ねなく、いつでも対応。

 

ちなみに、やまかわ薬局には、薬剤師、登録販売者、管理栄養士の資格を持った人が在籍しています。薬の相談から食事等の生活習慣に関する相談まで幅広く対応できますので、わからないことがあればぜひ相談してください。

 

 

セルフメディケーション税制を活用 

対象となってOTC医薬品を一定の金額以上購入した際に、いくつかの条件を満たせば、申請することで控除を受けられる制度もあります。

条件

・セルフメディケーション税制対象商品の購入額が世帯で年間合計で1万2000円を超えている。(対象商品であることと金額の確認のためのレシートが必要)

 

・他の医療費控除を受けていない。

 

・予防接種、健康診断等の健康のための一定の取り組みを受けている。(領収書、診断結果などの受けた証明が必要)

詳しい内容、申請方法などは厚生労働省のホームページなどに載っていますので、気になる方は確認してみてください。

 

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