いつもブログをご覧いただきありがとうございます。今年もより一層皆様に関心を持っていただける内容になるよう、努力いたしますのでよろしくお願いします。
年が明け、新年会続きの方もおられるのではないでしょうか?
アルコールは適量なら健康に良いとされていますが、
ついつい飲み過ぎてしまうこともあると思います。
飲みすぎたときに困るのが、二日酔いです。
二日酔いは、アルコールを分解する途中で生成されるアセトアルデヒドという物質が原因で起こるものです。
アルコールを分解するためには、様々な栄養素が使われます。
どのような栄養素が使われるかご存知ですか?
アルコールを分解するためには、
糖質やナトリウム、ビタミンB群、アミノ酸が使われます。
二日酔いを早く治すためには、体内のアルコール分解を早めなければいけません。
そして、そのためにはアルコール分解で使われる
糖質やナトリウム、ビタミンB群、アミノ酸を補給して、
体調不良の原因となる脱水を防がなければいけないのです!
アルコールを飲んだ後には ラーメンも良いのだけど・・・
特に、お酒を飲んだ締めにはラーメンを食べるのが
いつもの習慣という人も多いのではないでしょうか。
ラーメンの栄養素を考えると実はそれほど悪い選択肢ではないのです!
スープにはナトリウムとアミン酸が、麺には糖質が、
チャーシューが入っていればチャーシューには
ビタミンB群が含まれています。
問題はカロリーです!
ラーメンは油っぽいので、寝る前に食べるのは肥満になるリスクが高くなります。
そのため、シメには鮭茶漬けや鯛茶漬けを選ぶのがおすすめです。米には糖質が含まれており、鮭、鯛にはアミノ酸、ビタミンB群が豊富に含まれているため、カロリーは控えながらも、翌朝の二日酔いを予防することができます。
他にも二日酔いにおすすめの食材を紹介します!
1.スポーツドリンク
アルコールの分解には大量の水分と糖分が必要であり
ポカリスエットなどに代表されるスポーツドリンクは
その両方を同時に摂取できるものとして二日酔いの対策にはうってつけです!
2.グレープフルーツジュース
グレープフルーツにはビタミンC、クエン酸、果糖が含まれており
特にグレープフルーツに多く含まれているフルクトースと呼ばれる果糖が、アルコールの分解に対して効果的です!
3.しじみの味噌汁
しじみにはアミノ酸が豊富に含まれているため、
アルコールを分解する酵素を活性化させる作用があります。
また、味噌に含まれるレチシンと言う物質には
アルコールが脂肪として蓄積されるのを防ぐ働きがあります。
4.トマトジュース
トマトに含まれるリコピンには血中のアルコール濃度を低下させ、
アルコールを分解する酵素です!
5.はちみつ
はちみつにはグレープフルーツ同様、
フルクトースと呼ばれる果糖が含まれており、
これには肝機能を高め、アルコールを分解しようとする力を
増幅させる効果があります。
4.梅干し
梅干しに含まれるピクリン酸には肝臓を活性化させる効果があり、
クエン酸と合わせて二日酔いのみならず、
乗り物酔いや食中毒にも効果があると言われている。
アルコールを飲んだ翌日は?
では、アルコールを飲んだ翌朝には
何を食べれば良いのでしょうか?
まずは、目が覚めたらコップ一杯のお水を飲みましょう。
恐らく体は脱水状態になっていますので、
水分を補給してあげてください。
その後は、もし食欲があれば、
昨晩同様にお茶漬けを食べたいところですが、
二日酔いで食欲がないという場合は、しじみ汁を飲むと良いでしょう。
それすらも無理だ・・・という方は、
スポーツドリンクでナトリウムと水分だけは
補給するようにしてください。
二日酔いを防ぐにはお酒を飲み過ぎないことが一番良いのですが、
飲み過ぎてしまった場合は、できるだけつらい二日酔いにならないよう これらの栄養素を摂取し、切り抜けましょう!